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マテーラ(サッシ地区)の治安は大丈夫?

外務省危険情報・最新版|最終更新日 2026-08-15

マテーラ(サッシ地区)は、外務省が危険情報(レベル1〜4)を発出していないレベル0の地域であり、バジリカータ州は南イタリアの中でも比較的治安が安定していることで知られています。主要観光エリアにおける重大犯罪の報告は少なく、女性ひとり旅・初心者・家族連れも十分に楽しめる環境です。一方で、7〜8月や連休期の観光シーズンには人混みを狙ったスリや置き引きの被害が報告されているほか、サッシ地区特有の急勾配の石畳による転倒や夏季の熱中症など、治安以外のリスクにも備えておくことが大切です。渡航前には外務省の海外安全ホームページで最新の安全情報を必ず確認してください。

マテーラの治安:基本的な安全レベルを知る

外務省の海外安全ホームページによると、イタリア全土に対して危険情報(レベル1〜4)は発出されておらず、マテーラが位置するバジリカータ州も公式にはレベル0です(2026年1月19日発表・2026年8月12日確認)。バジリカータ州は南イタリアのなかでも犯罪発生率が比較的低い地域として知られており、マテーラ市内の主要観光エリアでは重大犯罪の報告が少ない状況が続いています。

ただし「危険情報が発出されていない」ことは、「何も起きない」を保証するものではありません。イタリアを含むヨーロッパの観光地全般で報告されている軽微な犯罪——とりわけスリ・置き引き——には、マテーラでも一定の注意が必要です。現地の良好な環境を活かしながら楽しむために、基本的な自衛策を旅の準備として習慣づけておきましょう。

スリ・置き引き:観光シーズンに集中するリスクと対策

マテーラで最も注意が必要な治安上のリスクは、観光客が密集する時期のスリや置き引きです。7〜8月や連休期には国内外から多くの旅行者が集まり、ピアッツァ・ヴィットリオ・ヴェネト周辺やサッシ地区への主要入口付近、狭い路地の人混みなどでの被害が報告されています。

対策の基本は貴重品の分散管理です。財布・スマートフォン・パスポートを同じバッグにまとめず、体の前側にバッグを抱えるか斜めがけにして背面から抜き取られないようにしましょう。高額の現金をまとめて持ち歩かず、その日使う分だけを取り出せるようにしておくと被害を最小限に抑えられます。

また、欧州各地で報告されている「路上で強引にアクセサリーを手首に巻きつけてくる」手口に遭遇した場合は、はっきり「No, grazie(ノー・グラッツィエ)」と断って立ち去ることが有効です。相手の話に乗ったり、お金を渡したりする必要はありません。

サッシ地区特有の環境リスク:石畳・急坂・夏の暑さ

マテーラの治安を語るうえで見落とせないのが、犯罪以外の環境リスクです。サッシ地区は7000年以上の歴史をもつ洞窟都市であり、現代の一般的な観光地とは異なる地形が随所にあります。急勾配の石畳と不規則な段差が至る所に続き、雨の日や夜間は非常に滑りやすくなるため、転倒による怪我のリスクは決して小さくありません。歩きやすいグリップ力の高いスニーカーやトレッキングシューズを選び、サンダルやヒールのある靴は避けましょう。夜間の路地歩きにはスマートフォンのライト機能が役立ちます。

夏季(特に7〜8月)は最高気温が30℃を超える日が続き、石灰岩の白壁からの照り返しで体感温度がさらに上昇します。日陰の少ないエリアを長時間歩く際は、こまめな水分補給と帽子・日焼け止めの着用が欠かせません。体調に異変を感じたらすぐに日陰で休息を取り、無理に観光を続けないことが大切です。朝早い時間帯や夕方以降に観光時間をずらすだけで、熱中症リスクを大きく軽減できます。

車でのアクセスを検討している方は、サッシ地区内の多くの路地が一般車両の乗り入れを制限している点にも注意が必要です。レンタカーで訪れる場合は市街地外縁部の指定駐車場を利用し、そこから徒歩またはシャトルバスで移動しましょう。バーリからの私鉄アプロ・ルカーネ(FAL)線は日曜・祝日に列車が運休し代替バスへ切り替わるため、移動日は前日までに時刻表の確認が必須です。

写真撮影とマナー:現地住民への配慮

サッシ地区の一部エリアには現在も住民が暮らしており、洞窟住居の内部や個人の敷地を無断で撮影することはマナー違反となります。岩窟教会や博物館など施設内では撮影禁止のエリアが設けられているケースがあるため、入場時にスタッフからの案内を確認するか、禁止マークを目視で確認してから撮影するようにしましょう。

狭い路地での自撮り棒の使用は通行人や建物に接触する恐れがあります。観光客が集中するエリアでは周囲への配慮を忘れず、特に狭い通路では撮影のために立ち止まる場合も後続の通行を妨げないよう気をつけましょう。

女性ひとり旅・初心者・家族連れ、それぞれへのアドバイス

【女性ひとり旅の方へ】マテーラは外務省の危険情報が発出されていない比較的安全な観光地であり、女性ひとり旅の実績も多数あります。夜間に人気のない路地を単独で歩くことは避け、宿泊先への帰路は明るいうちに確認しておくと安心です。ホテルやB&Bのスタッフに「夜間に安全に歩けるルート」を確認するのも有効で、地元の人が普段使う道を教えてもらえることがあります。

【旅行初心者の方へ】マテーラへのアクセスはバーリからの私鉄アプロ・ルカーネ(FAL)線が一般的ですが、日曜・祝日は列車が運休し代替バスへの切り替えが必要です。時刻表は前日までに確認し、余裕をもったスケジュールを組むことをおすすめします。観光インフォメーションセンターのスタッフは英語に対応しており、地図の入手やルートの相談がしやすい環境が整っています。

【家族連れの方へ】サッシ地区は段差が多く、乳幼児のベビーカー移動が困難なエリアが続きます。小さなお子さんを連れる場合は抱っこ紐の利用を検討し、手すりのない急坂を子どもが走らないよう必ず付き添ってください。夏季は子どもの熱中症リスクも高くなるため、観光時間を朝の涼しい時間帯や夕方以降に設定し、こまめな休憩と水分補給を心がけましょう。

危険情報が変化した場合:最新情報の収集方法

現在はレベル0ですが、国際情勢や現地の状況によって安全レベルが変化することがあります。渡航前・旅行中を問わず、外務省の海外安全ホームページ(anzen.mofa.go.jp)でイタリアの最新危険情報・スポット情報を定期的に確認する習慣をつけておきましょう。危険情報のほかに感染症情報・自然災害情報なども掲載されており、現地の状況を把握するうえで信頼度の高い一次情報源です。

外務省が提供する「たびレジ」に渡航前に登録しておくと、渡航先の安全情報が変化した際にメールで通知を受け取れます。万が一危険情報のレベルが引き上げられた場合にもいち早く把握でき、旅行計画の変更判断に役立ちます。現地での緊急連絡先(警察113または112・救急118)と、在イタリア日本国大使館・在ナポリ日本国総領事館の連絡先を手元にメモしておくことも備えとして有効です。

よくある質問

Q. サッシ地区を夜間にひとりで歩いても大丈夫ですか?
A. 治安上の重大なリスクが特別に高いエリアではありませんが、夜間は人通りが減り急坂・石畳が暗くて非常に滑りやすくなります。ライトを必ず携帯し、人気のない路地への単独立ち入りは避けましょう。夜景観賞はピアッツァ・ヴィットリオ・ヴェネトや主要な展望スポットから楽しむのがおすすめです。
Q. マテーラでスリ被害に遭いやすい場所や時期はありますか?
A. 7〜8月や連休期など観光客が集中するシーズンが最もリスクの高い時期です。ピアッツァ・ヴィットリオ・ヴェネト周辺、サッシ地区への主要入口付近、狭い路地の人混みなどが注意を要する場面として挙げられます。貴重品の分散管理とバッグを体の前側に携帯する習慣で、リスクを大きく下げることができます。
Q. サッシ地区の岩窟教会は自由に写真撮影できますか?
A. サッシ地区の路地や外観は基本的に撮影可能ですが、岩窟教会の内部では撮影が禁止されているエリアがある場合があります。また、現在も住民が生活しているエリアでは個人の住居を無断で撮影することはマナー違反となります。入場時にスタッフの案内を確認するか、禁止マークを目視で確かめてから撮影するようにしましょう。
Q. 外務省の最新の危険情報はどこで確認できますか?
A. 外務省の海外安全ホームページ(anzen.mofa.go.jp)でイタリアのページを参照してください。危険情報・スポット情報・感染症危険情報などが掲載されており、渡航前に最新情報を確認することを強くおすすめします。また「たびレジ」に登録すると、安全情報の変化をメールで受け取ることができ、旅行中の情報収集にも役立ちます。
Q. マテーラ観光中にトラブルが起きた場合、どこに連絡すればよいですか?
A. 警察(ポリツィア)は113、カラビニエリ(軍警察)は112、救急は118に電話してください。日本語でのサポートが必要な場合は在イタリア日本国大使館(ローマ)または在ナポリ日本国総領事館に連絡できます。万が一に備え、旅行傷害保険への加入と緊急連絡先のメモを事前に用意しておくことをおすすめします。

最終更新日: 2026-08-15

外務省 海外安全情報(現在値)

レベル0:危険情報の発出なし(外務省が危険情報を発出していない地域)

出典: 外務省 海外安全ホームページ イタリア(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_153.html) / 取得日: 2026-08-12(外務省の危険情報レベル0〜4基準)

外務省はイタリア全土に危険情報(レベル1〜4)を発出しておらず、マテーラが位置するバジリカータ州も公式にはレベル0。バジリカータ州は南イタリアの中でも比較的治安が安定した地域として知られており、マテーラ市内の主要観光エリアにおける重大犯罪の報告は少ない。ただし、観光客が集まる時期はスリや置き引きへの注意が必要。渡航前に外務省の海外安全ホームページで最新情報をご確認ください。/参考: 外務省の国全体最新レベル情報=外務省: 危険情報の発出なし/外務省発表日: 2026-01-19(確認日: 2026-08-12)

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