ウユニ塩湖は何日あれば楽しめる?
モデルコースつき|最終更新日 2026-07-17
ウユニ塩湖だけを目的にするなら、現地での最低滞在は「1泊2日」が目安です。初日の夕方にサンセットツアーで塩湖の雰囲気をつかみ、翌朝は未明出発のサンライズ・鏡張りツアーで天空の鏡を体験するのが定番の流れ。ただし日本からウユニへはラパス経由の乗り継ぎ込みで約40時間の長旅となり、標高約3,700mの高地での高度順応にも時間が必要です。ラグナ・コロラダなど周辺の色付き湖群まで巡るなら、さらに2〜3泊の南ルートツアーを組み込む必要があり、余裕を持った全行程は7日間が現実的な目安となります。
ウユニ塩湖だけなら「現地1泊2日」が最短ライン
ウユニ塩湖の定番観光は、到着初日の夕方にサンセットツアーで塩原の雰囲気をつかみ、翌朝は未明出発のサンライズ・日の出鏡張りツアーに参加するスタイルです。雨季(11〜3月)の日の出ツアーは夜明け前の出発が前提のため、前日に現地宿に泊まることが必須。これが「1泊2日」をウユニ最短滞在とする理由です。
2日目の午前にはインカワシ島(サボテンの島)で360度に広がる白い大地を見渡し、続けて塩原でのトリックアート撮影、午後には市内から約3kmの列車の墓場も回るのがスタンダードなコースです。これらすべてを1泊2日に詰め込むことは可能ですが、移動疲れが残っているなら2泊3日に余裕を持たせるのが理想です。
- 1日目(午後〜夕方):ウユニ到着 → 列車の墓場 → サンセットツアー
- 2日目(早朝〜夕方):サンライズ・鏡張りツアー(未明出発) → インカワシ島 → トリックアート撮影 → 市内ランチ → 出発
周辺の色付き湖群(南ルート)まで行くなら追加で2〜3泊
ウユニから車で約5〜6時間(約350km)南下したエドゥアルド・アバロア国立自然保護区には、藻類が湖面を赤く染めるラグナ・コロラダ(標高約4,278m)をはじめ、ラグナ・ベルデなど色鮮やかな湖群が点在します。フラミンゴが飛来することでも知られるこのエリアへは、ウユニ発の2〜3泊南ルートツアーに参加するのが一般的なアクセス方法です。
食事・宿込みの2泊3日ツアーの費用は約600〜1,500BOB(約12,000〜30,000円)が目安とされています(現地で要確認)。ウユニ塩原観光の1泊2日にこの南ルート2〜3泊を組み合わせると、現地だけで最低4〜5日が必要です。チリのサン・ペドロ・デ・アタカマまで抜けるルートを選ぶ場合は、帰国便の空港をラパスからサンティアゴに変更するなど、旅程全体の組み直しが必要になります。
移動時間と高度順応を踏まえた全体日程の組み方
日本からウユニへは経由地を経てラパスまで約40時間の長旅になります。さらにラパスからウユニへ国内線で移動するため、出発日と到着日だけで実質2日近くを消費します。7日間のモデルプランでは、1〜2日目を移動とラパスでの高度順応に充て、3日目にウユニへ移動するスケジュールが標準です。
ウユニ塩湖は標高約3,700m、南ルートのラグナ・コロラダはさらに高い標高約4,278mに達します。ラパスで1〜2日かけて体を慣らしてからウユニへ向かうことが、高山病(頭痛・息切れ・吐き気)のリスクを抑える最善策です。移動疲れと高度の組み合わせは体力を予想以上に消耗させるため、到着初日は無理をしない余裕ある日程組みを心がけてください。
- 1〜2日目:日本出発 → 経由地経由 → ラパス着(約40時間)→ 高度順応・旧市街散策
- 3日目:国内線でウユニへ → 列車の墓場 → サンセットツアー
- 4日目:サンライズ鏡張りツアー(雨季)またはインカワシ島+塩原1日ツアー(乾季)
- 5日目:南ルート2泊3日ツアー出発 → ラグナ・コロラダ泊
- 6日目:ラグナ・ベルデ等色付き湖群 → チリ国境またはウユニへ帰還
- 7日目:ウユニ → ラパス → 帰国便
雨季・乾季で変わる滞在スタイルと時間の使い方
11〜3月の雨季は塩湖に薄く水が張り、「天空の鏡」と呼ばれる鏡張りが出現します。サンライズとサンセット両方の鏡張りを狙うには最低1泊は必要で、天候によっては水量が足りず鏡張りが見られないこともあります。早朝の未明出発ツアーは体力的な消耗も大きいため、余裕を持った日程組みが特に重要です。
4〜10月の乾季は水が引いて白い塩の大地が広がり、天気が安定しています。インカワシ島のカラコレスサボテン(高さ10m超)の群生や、南ルートのフラミンゴが飛来する色付き湖群も乾季に楽しみやすくなります。乾季はツアーの選択肢が豊富で日程を組みやすい半面、「鏡張り」が目的の場合は季節をずらす判断が必要です。いずれの季節も、日中と夜間の寒暖差が激しいため防寒対策は必須です。
よくある質問
- Q. 半日だけウユニ塩湖を観光することはできますか?
- A. 日中の塩原ツアーやインカワシ島への訪問は半日でも可能です。ただしウユニ最大の見どころである「天空の鏡」(雨季の夜明け鏡張り)やサンライズツアーは未明出発が前提のため、前泊なしでは体験できません。半日立ち寄りではサンライズ・サンセットの絶景はいずれも難しく、現地1泊2日以上の滞在を強くおすすめします。
- Q. 日本からウユニまでの移動時間はどのくらいですか?
- A. 日本から経由地(アメリカやブラジルなど)を経てラパスまで約40時間かかります。さらにラパスからウユニへ国内線で移動するため、出発からウユニ着までで実質丸2日近くを要します。帰りも同様のため、ウユニ塩湖を目的にする場合でも、往復移動を含めた全旅程は7日間を最低ラインと考えるのが現実的です。
- Q. 標高約3,700mの高地で高山病は心配ですか?
- A. ウユニ塩湖は標高約3,700m、南ルートのラグナ・コロラダは標高約4,278mと、いずれも高山病が起こりやすい高度です。ラパスで1〜2日かけて高度順応してからウユニへ向かうことが基本的な対策となります。到着初日は激しい活動を控えて水分を十分に補給し、頭痛・吐き気などの症状が出たら無理をせず休む判断が重要です。高山病薬の持参については出発前に医師に相談してください。
- Q. 雨季と乾季はどちらがおすすめですか?鏡張りは必ず見られますか?
- A. 「天空の鏡」を体験したいなら雨季(11〜3月)が対象シーズンですが、水量や天候次第で鏡張りが出ない日もあり、必ず見られる保証はありません。乾季(4〜10月)は白い大地・インカワシ島のサボテン群生・フラミンゴ飛来など別の絶景が安定して楽しめます。どちらのシーズンも独自の魅力があり、「鏡張りを見たいのか」「全体の絶景を安定して楽しみたいのか」という目的で選ぶのがおすすめです。
- Q. 南ルートでチリ(アタカマ)まで抜けるルートは何日必要ですか?
- A. ウユニ発の南ルートツアーでラグナ・コロラダ・ラグナ・ベルデ等を経由しながらチリ国境まで抜けるルートは、一般的に2泊3日のツアーとして組まれています。ただしチリ側へ抜けた場合、ラパスへ戻らずにサンティアゴ等から帰国便を手配するケースが多く、旅程全体の設計がウユニ往復とは大きく異なります。チリ越えを検討する場合は、航空券・帰国ルートを含めてツアー手配前に確認することをおすすめします。
最終更新日: 2026-07-17
モデルコース
- 1
06:30
サンライズ・日の出鏡張りツアー
雨季(11〜3月)は未明出発で夜明けの塩湖へ。水面に映る朝焼けと星の「天空の鏡」は圧巻。ツアー車両で塩湖中央部まで約30〜40分移動。
- 2
09:00
インカワシ島(サボテンの島)
塩湖中央に浮かぶ丘状の島。高さ10m超のカラコレスサボテンが群生し、頂上から白い大地が360度広がる絶景。入場料30BOB(現金のみ)。
- 3
11:00
塩原でトリックアート撮影
遠近法を利用して人物が巨人・小人に見える定番フォトスポット。ペットボトルや小物を活用した撮影はガイドが手伝ってくれる。
- 4
13:00
ウユニ市内でランチ
市内のレストランでボリビア料理(リャマ肉のグリル・キヌアスープ等)を味わう。欧米バックパッカー向けの食堂は英語メニューあり。
- 5
15:00
列車の墓場(Cementerio de Trenes)
市内から約3km。20世紀初頭の鉱山鉄道で活躍した蒸気機関車が野ざらしになった廃線跡。夕暮れ時の赤い光がさびた車体に映え、独特の写真が撮れる。
- 6
17:30
サンセット・日没ツアー
雨季は夕方の鏡張りでオレンジ色の空と地平線が映り込む絶景。乾季は夕陽と白い大地のコントラストが美しい。夜は別途星空ツアーも選択可。
7日間の旅として組む場合
ラパス起点の7日間モデル。1〜2日目:成田→経由地→ラパス着(約40時間)→高度順応&旧市街(魔女市場・ロープウェイ)散策。3日目:国内線でウユニへ→列車の墓場→サンセットツアー。4日目:日の出鏡張りツアー(雨季)またはインカワシ島+塩原1日ツアー(乾季)。5日目:南ルート2泊3日ツアー出発→ラグナ・コロラダ泊。6日目:ラグナ・ベルデ等色付き湖群→チリ国境またはウユニへ帰還。7日目:ウユニ→ラパス→帰国便へ。