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ピピ島(Phi Phi Islands)
タイ最終更新日: 2026-08-04

ピピ島

Phi Phi Islands

タイ南部・クラビ県沖のアンダマン海に浮かぶ6島の総称。エメラルドグリーンの海と白砂のビーチ、切り立った石灰岩の崖が生み出す絶景が世界中の旅行者を魅了する。映画『ザ・ビーチ』の舞台として有名なマヤベイや、シュノーケリングの名所バンブー島など、豊かな海洋自然を誇るタイ屈指のビーチリゾート。プーケットまたはクラビを拠点にフェリーで気軽にアクセスできる。

ひと目でわかる、このスポットの性格

総合おすすめ度

映画『ザ・ビーチ』で世界に名を知られたマヤベイ、透明度抜群のシュノーケリングスポット、サンセットが美しいビーチバーと、これほど多彩な魅力が1つの島に凝縮されているリゾートは珍しい。ビーチリゾート入門者からダイビング愛好家まで誰にとっても満足度が高く、タイ旅行のハイライトとして外せない。

知名度穴場 ↔ 定番人気

旅の難易度初心者OK ↔ 旅慣れ向き

費用感リーズナブル ↔ 高め

アクセス行きやすい ↔ 遠い

周遊での楽しさ単独1日 ↔ 1週間周遊向き

※ スコアは訪問者数・アクセス所要時間・物価水準などの公開データをもとにした編集部の評価です。実際の体験は個人の旅慣れ度や訪問時期によって変わります。

レベル1:十分注意してください

出典: 外務省海外安全ホームページ / 取得日: 2026-08-04(外務省の危険情報レベル0〜4基準)

ピピ島が属するタイ南部のクラビ県は、外務省が危険レベル3を発令しているナラティワート県・ヤラー県・パッタニー県などの最南部国境地帯とは異なる観光エリアです。クラビ県を含む主要観光地は危険レベル1(十分注意してください)に相当しますが、状況は変動することがあるため、渡航前に外務省の最新情報を必ずご確認ください。/参考: 外務省の国全体最新レベル情報=外務省: 危険情報発出中(地域により異なる。最高レベルを代表値として採用。詳細は出典参照)(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2026T076.html)/外務省発表日: 2026-07-02(確認日: 2026-08-04)

ピピ島の治安を詳しく見る →

7日間の旅の組み立て

ピピ島だけで1週間の旅は完結しません。ここを軸に、周辺をどう組み合わせて7日間のプランに仕立てるかが計画の要です。

拠点の街

プーケット(またはクラビ)

プーケットは日本からの国際便が豊富でインフラも充実しており拠点として使いやすい。ピピ島により近い自然な雰囲気を求めるならフェリーで1時間30分のクラビも有力な選択肢。

モデルプラン(7日間)

1〜2日目: プーケット観光(パトンビーチ・旧市街のシノポルトギーズ建築)→ 3〜4日目: フェリーでピピ島に移動・宿泊、マヤベイ・ピレイラグーン・バンブー島・ビューポイントを巡る → 5日目: フェリーでクラビへ移動、ライレイビーチでカヤックや岩登り体験 → 6日目: コ・ランタへ移動、のんびりビーチリゾートを楽しむ → 7日目: クラビ空港またはプーケット経由でバンコクへ戻り帰国

月別の気温・降水量

ベストシーズン: 11月・12月・1月・2月・3月・4月(11月〜4月が乾季で降水量が少なく、エメラルドグリーンの海と晴天のビーチを楽しめるベストシーズン。特に12月〜3月は降水量が最も少なく海の透明度も高い。5月〜10月は南西モンスーンによる雨季で、フェリーの欠航やツアーの中止が発生することがある。雨季でも晴れ間は多いが、海況の急変に備えた計画が必要。)

15°21°28°34°40°01002003004001月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高気温(℃)最低気温(℃)降水量(mm)ベストシーズン

ピピ島のベストシーズンを詳しく見る →

持ち物チェックリスト

訪問先タイプ別の詳しい持ち物は世界遺産旅行の持ち物チェックリストでも整理しています。

モデルコース

  1. 1

    08:00〜10:00

    プーケット/クラビからフェリーでトンサイ港へ

    朝の便でピピドン島のトンサイ港に到着。スピードボートなら日帰りでも十分楽しめる。宿泊する場合は荷物を宿に預けて身軽に行動開始。飲料水と酔い止め薬を事前に準備しておくと安心。

  2. 2

    10:00〜13:00

    マヤベイ&ピレイラグーンをボートで巡る

    映画『ザ・ビーチ』の舞台として世界的に有名なマヤベイはピピレイ島にある。ボートツアーで訪れ、隣接するピレイラグーンでシュノーケリングを楽しむ。マヤベイは午後になると観光客が増えるため、午前中に訪問するのがおすすめ。

  3. 3

    13:00〜15:00

    ビューポイントからの絶景&トンサイ村で昼食

    ピピドン島のビューポイント(展望台)はトンサイから徒歩約30分で登れる。島の全景と双子湾が一望できる絶景スポット。その後、トンサイ村に戻ってシーフードや麺料理でランチを取る。

  4. 4

    15:00〜17:00

    バンブー島でシュノーケリング

    ピピドン島北側の無人島・バンブー島(コ・マイパイ)はサンゴ礁が美しい隠れ家的スポット。ロングテールボートで20〜30分。白砂のビーチと透明な海でシュノーケリングを満喫できる。

  5. 5

    17:00〜

    サンセットを眺めて帰港(または島内ディナー)

    日帰りの場合はフェリーの最終便でプーケット/クラビへ戻る。宿泊の場合はトンサイのビーチバーやロングビーチのレストランでサンセットと夕食を楽しむ。ナイトライフは賑やかだが、飲み物の管理には注意を。

ピピ島の必要日数を詳しく見る →

日本からのアクセス

日本から現地まで

日本(成田・羽田・関西など)からプーケット(HKT)またはクラビ(KBV)への直行便はなく、バンコク・クアラルンプール・シンガポールなどで1回以上乗り継ぎ。日本〜プーケット間の所要時間は乗継ぎ待ちを含め概ね10〜16時間程度が目安(経由地・就航路線により変動)。プーケット到着後はラサダ港からフェリーまたはスピードボートでピピ島へ向かう。

現地での行き方

プーケット・ラサダ港からフェリーで約2時間(片道600〜700バーツ)、スピードボートで約1時間(片道1,000〜1,500バーツ)。クラビ・クロンチラート港からはフェリーで約1時間30分(片道600〜800バーツ)、スピードボートで約45分(片道900〜1,200バーツ)。チケットはオンライン事前購入または港の窓口で購入可能。料金は改定される場合があるため、予約前に各フェリー会社の公式情報をご確認ください。

入場料の目安

400 THB(目安 約1,720円) / 事前予約不要

ピピ諸島はハット・ノッパラットタラ〜ムコ・ピピ国立公園の一部であり、マヤベイなど特定エリアへの上陸時に外国人大人400バーツ(子ども200バーツ)の国立公園入場料が必要です。多くのボートツアーではツアー料金に含まれています。料金は改定される場合があるため、予約前に公式情報をご確認ください。

最終確認日: 2026-08-04

入場料・運賃・所要時間は、各運営者の公式発表と現地相場をもとにした目安です。改定されることがあるため、予約前に公式サイトで最新の料金をご確認ください。

現地での移動手段

公共交通機関

  • フェリー(スローボート)

    プーケットのラサダ港またはクラビのクロンチラート港でチケットを購入。オンライン事前購入も可能。乗船時間に余裕をもって港に到着すること。大型荷物は船倉預かりになる場合がある。

    運賃目安: 片道600〜800THB(約2,600〜3,400円)

    プーケット発は約2時間、クラビ発は約1時間30分。海況により所要時間が前後することがある。

  • スピードボート

    フェリー会社カウンターまたはオンライン予約で購入。プーケット/クラビの各港から出発。座席数が少ないため繁忙期は早めの予約が必要。

    運賃目安: 片道1,000〜1,500THB(約4,300〜6,500円)

    プーケット発約1時間、クラビ発約45分。波が高い時期は揺れが激しいことがある。

  • ロングテールボート(島内・ビーチ間移動)

    トンサイ港近くの桟橋から乗車。行き先を伝えて料金を事前確認してから乗ること。チャーターも可能で、人数が多いほど割安になる。

    運賃目安: ビーチ間移動で1人150〜500THB(約650〜2,150円)、チャーターで1,000〜3,000THB(約4,300〜12,900円)

    ピピ島内に車道はなく、ビーチ間の移動は徒歩またはロングテールボートが基本。

タクシー

ピピ島内には一般的な車やバイタクは走っていない。島内の移動は主に徒歩(トンサイ〜ロングビーチは約15〜20分)か海上のロングテールボートを利用する。プーケット市内やクラビ市内に出た際はGrabが使用できる。

Grab(プーケット・クラビ市街のみ対応)

運賃目安: プーケット市内でのGrab利用は目的地により500〜1,500THB(約2,150〜6,500円)が目安

ピピ島内ではGrabなどの配車アプリは利用できない。空港やホテルへの移動など、島の外(プーケット・クラビ)でのみ活用できる。

現地での注意事項

アルコールと夜間の行動に注意

ピピ島のナイトライフでは「バケツカクテル」と呼ばれる大容量で強いアルコール飲料が名物になっている。酔いやすく量も多いため、飲み過ぎや飲み物の管理には十分気をつけること。暗い路地や人気のない場所への夜間の単独行動は避けるのが賢明。

ボートツアーの信頼できる業者を選ぶ

非公認の業者によるツアーではトラブル時の対応が不十分なケースがある。タイ国政府観光庁(TAT)の認定マークがある業者や、宿泊先ホテルのフロントから紹介を受けた会社を利用することで安心度が増す。

海流・クラゲ・海況の急変に備える

雨季(5〜10月)はモンスーンによる波が高くなりフェリーやシュノーケリングツアーが急遽中止になることがある。一部の海域では強い離岸流や箱クラゲが発生することも。ライフジャケットは必ず着用し、赤旗などの遊泳禁止表示には必ず従うこと。

薬物には絶対に近づかない

タイは薬物関連法が非常に厳しく、少量の違法薬物所持でも逮捕・起訴される可能性がある。観光地では勧誘を受けることがあるが、絶対に応じないこと。

ビーチでの貴重品管理

トンサイビーチなど人が多いエリアでは、無人にした荷物を狙ったスリや盗難が報告されている。海に入る際は貴重品を持ち歩かず、宿泊先のセーフティボックスを活用すること。

周辺スポット

バンブー島(コ・マイパイ)

ピピドン島の北約5km

ピピ諸島最北に位置する無人島。真っ白なパウダーサンドのビーチと透明度の高い海でシュノーケリングが楽しめる。人工施設がほとんどなく、手つかずの自然が残る穴場スポット。

行き方: トンサイ港からロングテールボートで約20〜30分。ピピ島発の日帰りボートツアーに含まれていることが多い。

運賃目安: ロングテールボートチャーターで1,500〜3,000THB(約6,500〜12,900円)

コ・ランタ

ピピ島から南約30km

クラビ県に属する細長い島で、過度な開発が進んでいない穏やかなビーチリゾート。サンゴ礁でのダイビングや、島内を自転車でのんびり巡るスタイルが人気。ピピ島の賑やかさとは対照的な、ゆったりした島時間を楽しめる。

行き方: ピピ島・トンサイ港からフェリーで約1〜1時間30分。

運賃目安: フェリー片道600〜800THB(約2,600〜3,400円)

旅の手配

行くと決めたら、現地での動き方に合わせて早めに済ませておきたい手配をまとめました。

ホテル

現地ホテル・宿の空室状況と料金を比較・予約できます。

エクスペディアで見る

※料金・空室は変動します。最新はエクスペディアの各ページでご確認ください。

入場チケット・現地ツアー

現地発ツアーやスキップ・ザ・ラインの入場チケットをまとめて比較できます。

Klookで見る

※料金・在庫は変動します。最新はKlookの各ページでご確認ください。

Klook・KKdayの使い方ガイド

通信・eSIM

現地用のeSIMはアプリだけで完結し、到着後すぐ使えます。出発前に準備しておくのがおすすめです。

トリファ(trifa)で見る

※対応機種・料金プランは変わる場合があります。最新は公式サイトでご確認ください。

海外旅行のeSIM比較

海外旅行保険(エポスカード)

年会費無料で海外旅行保険が自動付帯するクレジットカード。医療費が高額になりやすい国もあるため、短期の旅行でも補償の確認をおすすめします。

エポスカードで見る

※補償内容・付帯条件は改定される場合があります。最新は公式サイトでご確認ください。

海外旅行保険はエポスカードで足りるか

航空券(格安まとめ検索)

国内の複数航空会社・旅行会社をまとめて比較検索できる航空券予約サービスです。

エアトリで見る

※料金・空席状況は変動します。最新はエアトリの検索結果でご確認ください。

旅の実務データ

現地で困らないための判断材料をまとめました。

通貨・物価

通貨
タイバーツ(THB)
為替目安
1THB ≈ 4.3円
物価水準
中程度(リゾートエリアのためタイ一般より割高)

1THB≈4.3円が2026年時点の概算。為替は変動するため旅行前に最新レートをご確認ください。ビーチリゾートとして人気が高いため、食事や宿泊費はバンコクなどの都市部よりも割高になる傾向がある。

宿泊費の目安

予算宿
2,000〜6,500円/泊(ドミトリー〜シンプルなファン付き個室)
中級ホテル
6,500〜17,000円/泊(エアコン付きリゾートホテル・バンガロー)

乾季のハイシーズン(12〜3月)は料金が大幅に上昇する傾向があるため、早めの予約が得策。

ライドシェア

× 利用不可

ピピ島内は車が入れない地形のため配車アプリは利用不可。プーケット・クラビ市街ではGrabが利用できる。

インフラ

島内には電気・水道・携帯電波(4G)が整備されているが、エネルギーは一部発電機に頼っている。ATMはトンサイ村に数台あるが手数料が高めのため、現金は事前に用意しておくと安心。乾季・雨季でフェリーの運航本数が変わる。

言語の通用度

英語

観光業が主産業のため、ツアー会社・レストラン・宿泊施設のスタッフは概ね英語でのコミュニケーションが可能。

日本語

日本人旅行者も多く訪れるため、一部のツアー会社では日本語対応スタッフがいる場合がある。ただし一般的には英語または身振り手振りでの対応が主となる。

向いている旅行者レベル

ビーチリゾート初心者から旅慣れた旅行者まで幅広く対応。ただし島内に車がなく荷物は自分で運ぶ必要があるため、移動の不便さに慣れていない方は乾季かつ宿の荷物預かりサービスを事前確認しておくと安心。

年間訪問者数

約150万人(Hat Noppharat Thara–Mu Ko Phi Phi国立公園への入場者数ベース、2023年データ)

混雑状況

平日
乾季(11〜4月)の平日でも賑わいがあり、マヤベイは午前中から混雑する
休日
週末はさらに混雑し、特にトンサイビーチ周辺とナイトエリアは人が多い
ピーク時期
12月〜1月(クリスマス・年末年始)と4月(タイ正月ソンクラーン)が最も混雑する繁忙期

更新ログ

出典