Boarding Pass

 

 

本ページはプロモーションを含みます

ワディラム(Wadi Rum Protected Area)
ヨルダン世界遺産最終更新日: 2026-07-16

ワディラム

Wadi Rum Protected Area

「月の谷」とも称される南ヨルダンの広大な砂漠保護区。赤みがかった砂岩の奇岩群と果てしない砂丘が織りなす幻想的な景観はSF映画のロケ地にもなった。ベドウィン族が今も暮らすこの地では、ジープサファリや星空観賞、砂漠キャンプ泊が旅のハイライト。2011年にユネスコ世界複合遺産(文化・自然の複合)に登録された。

ひと目でわかる、このスポットの性格

総合おすすめ度

火星のような赤い砂漠と圧巻の奇岩群、光害ゼロの満天の星空は世界屈指の非日常体験。ジープツアー利用で初心者でも楽しめ、ペトラと組み合わせた7日間ヨルダン周遊の核心として強く推奨

知名度穴場 ↔ 定番人気

旅の難易度初心者OK ↔ 旅慣れ向き

費用感リーズナブル ↔ 高め

アクセス行きやすい ↔ 遠い

周遊での楽しさ単独1日 ↔ 1週間周遊向き

※ スコアは訪問者数・アクセス所要時間・物価水準などの公開データをもとにした編集部の評価です。実際の体験は個人の旅慣れ度や訪問時期によって変わります。

レベル2:不要不急の渡航はやめてください

出典: 外務省 海外安全ホームページ「ヨルダンの危険情報【一部地域の危険レベル引下げ】」https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2026T073.html(2026年6月発表) / 取得日: 2026-07-16(外務省の危険情報レベル0〜4基準)

ワディラムが所在するアカバ県はレベル2(不要不急の渡航は止めてください)。2026年6月発表の最新情報(外務省2026T073)では、マフラク県・ザルカ県の引き下げによりヨルダン全土がレベル2に統一。アカバ県ではイスラエル・パレスチナ情勢に呼応した抗議活動が都市部を中心に報告されているが、ワディラム保護区内での観光客への直接的な脅威は低い。渡航前に外務省公式サイトで最新情報を確認すること。/参考: 外務省の国全体最新レベル情報=外務省: 危険情報発出中(地域により異なる。最高レベルを代表値として採用。詳細は出典参照)(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2026T073.html)/外務省発表日: 2026-06-25(確認日: 2026-07-16)

7日間の旅の組み立て

ワディラムだけで1週間の旅は完結しません。ここを軸に、周辺をどう組み合わせて7日間のプランに仕立てるかが計画の要です。

拠点の街

アカバ(Aqaba)

ワディラムへのアクセス拠点として最も便利。空港(AQJ)あり・紅海リゾートでの宿泊施設が充実・ペトラへのバスも出ているヨルダン観光の南方ハブ

モデルプラン(7日間)

1〜2日目:アンマン到着・市内観光(シタデル・ローマ劇場)またはジェラシュ遺跡への日帰り。3〜4日目:バスまたはレンタカーでワディムーサへ移動し2日間ペトラを徹底探索(エルカズネ・王家の墓・修道院等)。5日目:Rum BusまたはタクシーでワディラムへJINGOI移動。ジープサファリ+砂漠キャンプ泊で満天の星空を体験。6日目:早朝の砂漠を楽しんだ後アカバへ移動。紅海でシュノーケリングやショッピングを満喫。7日目:アカバ空港またはアンマン経由で帰路。ヨルダンの主要世界遺産を網羅する定番7日間周遊プラン。

月別の気温・降水量

ベストシーズン: 3月・4月・5月・9月・10月・11月(3〜5月と9〜11月は気温が20〜30℃前後で砂漠歩きやジープツアーが快適。特に3〜4月は澄んだ空気と柔らかい光線が岩の色彩を引き立てる。6〜8月は日中40℃超えの酷暑となり屋外活動は早朝・夕方に限るべき。12〜2月は気温が下がり夜間は0℃近くまで冷え込むが光害のない星空が格別。)

-5°20°33°45°0132538501月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高気温(℃)最低気温(℃)降水量(mm)ベストシーズン

持ち物チェックリスト

訪問先タイプ別の詳しい持ち物は世界遺産旅行の持ち物チェックリストでも整理しています。

モデルコース

  1. 1

    06:00

    ワディラム・ビジターセンター到着・入場

    ペトラやアカバからの早朝送迎バスで到着。ビジターセンターで入場料を支払い、ベドウィンガイドとジープで合流する。

  2. 2

    07:00

    ジープサファリで主要スポット巡り(午前)

    ローレンスの泉・ウムアシュリン砂丘・岩絵遺跡などを巡る。早朝の斜光線が赤い砂岩を染め、撮影に最適な時間帯。

  3. 3

    12:00

    岩場の日陰でベドウィンランチ

    ベドウィンガイドが岩陰でザルブ(砂に埋めて調理する伝統的な土鍋料理)やお茶を用意することが多い。日差しの強い時間帯に休憩を入れる。

  4. 4

    14:00

    砂丘でサンドボード・奇岩群を周遊

    赤い大砂丘でのサンドボード、アルハシャフィ砂丘・カズリ砂漠など午後コースを巡る。陽光が傾くにつれ岩の赤さが増す。

  5. 5

    17:30

    砂丘のサンセット鑑賞

    砂丘の頂上から360度の地平線に沈む夕日を鑑賞。空が橙〜赤紫に染まる瞬間はワディラムの絶景ハイライト。

  6. 6

    19:00

    ベドウィンキャンプで夕食・満天の星空

    キャンプ泊を選んだ場合は夕食後、光害のほぼない砂漠で天の川を含む満天の星空を観賞。1泊30〜60JOD(約6,800〜13,700円)程度が目安。

ワディラムの必要日数を詳しく見る →

日本からのアクセス

日本から現地まで

日本からヨルダン・アンマンへの直行便はなく、カタール航空(ドーハ経由)・エミレーツ航空(ドバイ経由)・エティハド航空(アブダビ経由)・ターキッシュ航空(イスタンブール経由)など中東・欧州系航空会社での乗り継ぎが一般的。総移動時間はトランジット待ちを含め概ね16〜22時間程度が目安(※季節・就航路線により変動するため予約時に要確認)。

現地での行き方

クイーン・アリア国際空港(AMM)からワディラムまでは約4〜5時間。近郊のアカバ(アカバ国際空港AQJ経由も可)からJETTバス(早朝8:00発・1日1便目安)で約1時間・片道15JOD(約3,400円)。地元ミニバスは午後1時頃ルーム村まで運行・3JOD(約700円)。ペトラ(ワディムーサ)からはRum Bus(ドアtoドア送迎・早朝6〜6:30発)で約3時間・10JOD(約2,300円)目安。タクシーはアカバ発で30〜40JOD(約6,800〜9,100円)目安。

入場料の目安

5 JOD(目安 約1,140円) / 事前予約不要

ビジターセンター(Wadi Rum Visitor Centre)での外国人入場料は5〜7JOD(約1,140〜1,600円)が目安(情報源により差異あり)。Jordan Pass保有者は入場料免除。入場料にジープツアー・ラクダ乗車・ベドウィンキャンプ泊(別途30〜60JOD/人前後)は含まない。窓口のみ購入可・予約不要。料金は変更の可能性があるため渡航前に公式サイトで最新情報を確認のこと。

最終確認日: 2026-07-16

入場料・運賃・所要時間は、各運営者の公式発表と現地相場をもとにした目安です。改定されることがあるため、予約前に公式サイトで最新の料金をご確認ください。

現地での移動手段

公共交通機関

  • JETTバス(アカバ⇔ワディラム)

    アカバのJETT停留所から早朝8:00発(1日1便が目安)でワディラム・ビジターセンターまで約1時間。帰りはビジターセンター発18:00〜19:00頃。JETTバス公式サイト(jett.com.jo)またはアカバ窓口でチケットを購入。

    運賃目安: 片道 目安15JOD(約3,400円)

    便数が少ないため事前にスケジュール確認を推奨。繁忙期は早めの予約が望ましい

  • 地元ミニバス(アカバ⇔ルーム村)

    アカバのバスステーション発・午後1時頃出発(満席次第発車)。ルーム村まで約1〜1.5時間。ルーム村はビジターセンターから徒歩圏内。出発前に早めに到着して座席を確保しておくこと。

    運賃目安: 片道 目安3JOD(約700円)

    路線・時刻は変更の場合あり。荷物が多い場合や確実性を優先する場合はタクシーが無難

  • Rum Bus(ペトラ/ワディムーサ⇔ワディラム)

    ペトラ(ワディムーサ)の宿泊施設まで迎えに来るドアtoドア送迎サービス。早朝6〜6:30発で午前9時頃ワディラムに到着。事前にオンラインまたはホテル経由での予約が必要。

    運賃目安: 片道 目安10JOD/人(約2,300円)

    逆方向(ワディラム→ペトラ)も運行。小グループ旅行者に最も使いやすい選択肢の一つ

タクシー

アカバ市内またはアカバ空港からタクシーが一般的。ビジターセンターやルーム村のキャンプ付近での移動はホテル・キャンプに手配を依頼するか、ビジターセンター周辺の待機車両と交渉する。

Careem(アカバ市内のみ・ワディラム保護区内は非対応)Uber(アンマン市内のみ対応・アカバ以南は非対応の場合あり)

運賃目安: アカバ→ワディラム 目安30〜40JOD(約6,800〜9,100円)/ペトラ→ワディラム 目安35〜45JOD(約8,000〜10,300円)

メーターがない車両が多いため乗車前に必ず料金を合意すること。複数人での乗り合わせでコストを抑えられる。ワディラム保護区内では配車アプリは事実上利用不可。

現地での注意事項

夏季の極端な高温(日中40℃超)

6〜8月は日中の気温が40℃を大幅に超えることがある。早朝・夕方以外の屋外活動は熱中症のリスクが高く、水分補給と日陰での休憩を徹底すること。

砂漠での道迷い・単独行動リスク

広大な砂漠では目印が少なく単独での深部探索は危険。必ずベドウィンガイドとのジープツアーを利用し、オフライン地図をスマートフォンに事前保存しておくこと。

ジープツアー・キャンプの料金交渉トラブル

ビジターセンター外の個人業者に声をかけられることがある。料金は乗車・契約前に必ず書面または口頭で合意し、ビジターセンターを通じた公認ガイドの利用が最も安心。

夜間の急激な気温低下

秋〜春の夜間は0℃近くまで冷え込む日がある。テント泊でも防寒具(フリース・薄手ダウン)を必ず持参すること。夏でも夜間は肌寒くなる場合がある。

砂漠内の携帯電波・通信不通エリア

保護区内の深部では携帯電波が届かないエリアが多い。地図のオフライン保存やeSIMでの接続強化が有効だが、深部では通信不能と割り切って行動計画を立てること。

周辺スポット

ペトラ

ワディラムから車で約2時間(約105km)

ナバテア人が薔薇色の岩壁を彫り込んで築いた古代都市。「エルカズネ(宝物殿)」は1985年登録のユネスコ世界文化遺産で、ワディラムと合わせてヨルダン観光の二大柱。

行き方: Rum Bus(ドアtoドア送迎)・タクシー・JETTバス(アカバ経由)が主な選択肢。

運賃目安: Rum Bus 目安10JOD/人(約2,300円)、タクシー(4人乗り)目安35〜45JOD(約8,000〜10,300円)

アカバ

ワディラムから車で約1時間(約69km)

紅海に面したヨルダン唯一の港湾都市・リゾートタウン。シュノーケリング・ダイビングが楽しめ、エジプトやイスラエルへの玄関口でもある。ワディラムの帰路に立ち寄りやすい。

行き方: JETTバスまたは地元ミニバス(アカバ行き)が選択肢。タクシーでの移動も一般的。

運賃目安: JETTバス 目安15JOD(約3,400円)、ミニバス 目安3JOD(約700円)、タクシー 目安30〜40JOD(約6,800〜9,100円)

死海

ワディラムから車で約4〜5時間(約290km)

海抜マイナス430mの塩湖。塩分濃度が非常に高く体が浮く体験と泥パックが有名。アンマン南西部のスウェイマ地区が主な観光拠点。

行き方: 公共交通は不便なため、タクシーまたはアンマン発の日帰りツアー利用が一般的。

運賃目安: ツアー・タクシー利用(手配方法により大きく変動するため個別見積もりが必要)

旅の手配

行くと決めたら、現地での動き方に合わせて早めに済ませておきたい手配をまとめました。

ホテル

現地ホテル・宿の空室状況と料金を比較・予約できます。

エクスペディアで見る

※料金・空室は変動します。最新はエクスペディアの各ページでご確認ください。

入場チケット・現地ツアー

現地発ツアーやスキップ・ザ・ラインの入場チケットをまとめて比較できます。

Klookで見る

※料金・在庫は変動します。最新はKlookの各ページでご確認ください。

Klook・KKdayの使い方ガイド

通信・eSIM

現地用のeSIMはアプリだけで完結し、到着後すぐ使えます。出発前に準備しておくのがおすすめです。

トリファ(trifa)で見る

※対応機種・料金プランは変わる場合があります。最新は公式サイトでご確認ください。

海外旅行のeSIM比較

海外旅行保険(エポスカード)

年会費無料で海外旅行保険が自動付帯するクレジットカード。医療費が高額になりやすい国もあるため、短期の旅行でも補償の確認をおすすめします。

エポスカードで見る

※補償内容・付帯条件は改定される場合があります。最新は公式サイトでご確認ください。

海外旅行保険はエポスカードで足りるか

航空券(格安まとめ検索)

国内の複数航空会社・旅行会社をまとめて比較検索できる航空券予約サービスです。

エアトリで見る

※料金・空席状況は変動します。最新はエアトリの検索結果でご確認ください。

旅の実務データ

現地で困らないための判断材料をまとめました。

通貨・物価

通貨
ヨルダン・ディナール(JOD)
為替目安
1JOD ≈ 228円
物価水準
普通〜やや高め

1JOD≈228円(2026年7月目安。JODはUSDに事実上ペッグされており1USD≈0.709JOD)。入場料5〜7JODはリーズナブルだが、ジープツアーやキャンプ泊を合わせると1泊2日で60〜100JOD(約13,700〜22,800円)以上になることも

宿泊費の目安

予算宿
約3,000〜6,000円/泊(砂漠テントキャンプ・ドミトリー)
中級ホテル
約8,000〜20,000円/泊(個室テント・バブルテント・ラグジュアリーキャンプ)

保護区内の宿泊はベドウィンキャンプが中心。アカバ市内のホテルを拠点にした日帰りも可能

ライドシェア

× 利用不可
Careem(アカバ市内のみ・保護区内は非対応)Uber(アンマン市内のみ対応)

ワディラム保護区内ではUber・Careemは事実上利用不可。アクセスはJETTバス・地元ミニバス・タクシーが現実的。保護区内の移動はベドウィンガイドのジープが唯一の手段

インフラ

保護区内のインフラは最低限。電気・シャワーはキャンプにより大きく異なる。砂漠深部では携帯電波がほぼなく、eSIM・オフライン地図の事前準備を推奨。ビジターセンター周辺にトイレ・簡易売店あり

言語の通用度

英語

ビジターセンターや主要キャンプでは英語が通じる。ベドウィンガイドは英語対応者が多いが流暢さは個人差あり

日本語

日本語はほぼ通じない。英語での対応が基本

向いている旅行者レベル

初〜中級者向け(ジープツアー利用前提)

年間訪問者数

約50〜70万人/年(ペトラ訪問者のうちワディラムにも立ち寄る割合が高く、正確な単独統計は非公開)

混雑状況

平日
比較的空いている。早朝ほど人が少なく静謐な砂漠体験ができる
休日
金・土曜はヨルダン国内・近隣国からの訪問者で混雑しやすい
ピーク時期
3〜4月・10〜11月が観光ピーク。7〜8月は酷暑のため訪問者はやや減少

更新ログ

出典