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ポタラ宮(ラサ)への行き方は?

日本からの完全ルート|最終更新日 2026-08-10

ポタラ宮(ラサ)へのアクセスは、日本から成都または北京を経由してラサ・クンガ空港(LXA)へ飛び、空港シャトルバスかタクシーで市内のポタラ宮広場を目指すのが基本ルートです。最短となる成都経由でも乗り継ぎを含めた総移動時間は12〜15時間程度かかります。ただし、チベット自治区は外国人に特別な入域制限が設けられており、中国ビザとは別にチベット入域許可証(TTB許可証)を事前に取得しなければ入境できません。申請から取得まで15〜20日程度を要するため、旅程が決まったら真っ先に許可証の手配を開始することが、ポタラ宮旅行で最初に取り組むべきステップです。

日本からラサへのフライトルート

日本からラサ・クンガ空港(LXA)への直行便は運航されていないため、必ず中国本土の主要都市を経由することになります。もっとも利用者が多い乗り継ぎ地は成都(CTU)です。日本〜成都の所要時間は約4〜5時間、成都〜ラサが約2時間15分で、乗り継ぎ時間を含めると総移動時間は12〜15時間程度が目安となります。

北京(PEK)経由を選ぶ場合は北京〜ラサ間が約4時間15分と長くなるため、トータルでは14〜18時間程度かかります。出発地の空港や出発時刻によっては北京経由の便が選びやすいこともありますが、純粋な所要時間の短さでは成都経由が優位です。

標高3,650mのラサに降り立つ初日は、長時間フライトの疲れと高地による体への負荷が重なります。到着後すぐに観光へ向かわず、1〜2日をかけて高度順応に充てる旅程を最初から組み込んでおくのが安全です。

渡航前の必須手続き:チベット入域許可証(TTB許可証)

チベット自治区は外国人の入域を厳しく制限しており、有効な中国ビザを保有していても「チベット入域許可証(TTB許可証)」なしにラサへ入ることはできません。この許可証は個人で直接申請する方法がなく、チベット自治区政府が認定した旅行会社を通じてガイド付きツアーとして申請する必要があります。

申請から許可証の取得まで、処理に15〜20日程度かかります。航空券の予約と許可証の申請は必ず並行して進めてください。旅行が近くなってから申請しても間に合わず、予約済みの航空券をキャンセルせざるを得ないケースも報告されています。ポタラ宮への旅は「許可証の手配から始まる」と覚えておくことが最大のポイントです。

入域許可証に加え、訪問エリアによっては追加の地区許可証が必要になる場合もあります。手配を依頼する認定旅行会社に訪問予定地をすべて伝え、必要な許可証の種類を事前に確認しておきましょう。最新の入域規制は渡航前に外務省や中国大使館の公式情報で必ず確認してください。

ラサ・クンガ空港から市内・ポタラ宮への移動

ラサ・クンガ空港から市内まではおよそ64kmの距離があります。初めて訪れる方には空港シャトルバスが最もわかりやすい選択肢です。到着ロビーを出たバス乗り場の窓口でチケットを購入して乗車し、ポタラ宮広場付近の市内ターミナルまで所要約50〜60分で到着します。料金は30元(約600円)と手頃です。シャトルバスは05:00〜19:30ごろまで運行しており、満席になり次第出発するため時間に余裕を持って乗り場へ向かいましょう。

タクシーは到着ロビー前の乗り場から利用でき、空港〜市内の料金目安は200〜260元(約4,000〜5,200円)です。夜間到着でシャトルバスの運行が終わっている場合や大きな荷物がある場合、複数人での旅行では割り勘にしやすいタクシーが現実的です。乗車時は必ずメーターを使用しているか確認してください。

市内での移動:タクシー・DiDi・路線バスの使い分け

ラサ市内での移動は、配車アプリ「DiDi(滴滴出行)」またはメーター制タクシーが初めての訪問者にとって最も使いやすい選択肢です。バルコール広場(ジョカン寺周辺)からポタラ宮広場まではタクシーで約5〜10分、料金は10〜15元(約200〜300円)程度が目安です。

DiDiはラサ市内でも利用でき、料金が乗車前に確認できる点と目的地を文字入力で指定できる点が言語の壁を下げてくれます。ただし、利用にはWeChatアカウントと支払い方法(外国カードも登録可能)の事前登録が必要です。現地でいきなり設定しようとすると時間を取られるため、渡航前に日本で登録を完了させておくことを強くおすすめします。

路線バスは1〜2元(約20〜40円)と非常に安価ですが、停留所表記と車内アナウンスは中国語・チベット語のみです。地図アプリで乗降するバス停を事前に調べ、停留所名を画面に表示させながら乗車するなど工夫が必要です。費用を抑えて観光スポット間を移動したい場合の選択肢として活用できます。

初めての訪問者がつまずきやすいポイント

最も多い失敗が、チベット入域許可証の手配を後回しにすることです。旅程確定と同時に申請を開始しなければ、許可証が取得できないまま出発日を迎えるリスクがあります。旅行会社選びも含め、渡航の意思が固まった段階でただちに動き出してください。

高山病への備えも欠かせません。ラサの標高3,650mは富士山頂と同等の高地であり、到着初日から活動量の多い行動をするのは体に大きな負担をかけます。頭痛・吐き気・強い倦怠感が現れた場合はすぐに休息をとり、症状が重い場合は医療機関を受診してください。高山病予防薬については渡航前にかかりつけ医にご相談ください。

現地での支払いや移動アプリの設定も事前準備が必要です。DiDiやWeChat Payは中国国内仕様のため、現地でいきなり登録しようとするとスムーズにいかないことがあります。また、観光スポット周辺のタクシーでは割増料金を交渉してくるドライバーに遭遇することもあります。メーター使用を確認し、不審に感じたら別の車を待つ判断も大切です。

よくある質問

Q. チベット入域許可証(TTB許可証)はどこで申請できますか?
A. 個人での直接申請はできず、チベット自治区政府が認定した旅行会社を通じてガイド付きツアーとして申請する必要があります。申請から取得まで15〜20日程度かかるため、旅程が決まったら最優先で認定旅行会社への連絡を開始してください。最新の申請要件は渡航前に公式情報でご確認ください。
Q. 成都経由と北京経由、どちらのルートがおすすめですか?
A. 総移動時間の短さでは成都(CTU)経由が優位で、乗り継ぎ込みの目安は12〜15時間程度です。北京(PEK)経由は14〜18時間程度かかります。日本の出発空港や便の選択肢に合わせて選んでください。
Q. 高山病が心配です。到着してすぐポタラ宮を見学できますか?
A. ラサは標高3,650mの高地にあるため、到着初日からの精力的な観光は高山病リスクを高めます。一般的には到着後1〜2日を高度順応に充て、体調を確認してから観光を始めるのが安全です。頭痛・吐き気・強い倦怠感が現れた場合はすぐに休息をとり、症状が重い場合は医療機関を受診してください。
Q. 空港から市内へはシャトルバスとタクシー、どちらが便利ですか?
A. 日中到着で費用を抑えたい場合はシャトルバス(30元・約600円)が便利です。ポタラ宮広場付近まで約50〜60分で移動でき、運行時間は05:00〜19:30ごろが目安です。夜間到着や大荷物がある場合、複数人での旅行ではタクシー(200〜260元・約4,000〜5,200円)が安心です。タクシー乗車時は必ずメーター使用を確認してください。
Q. DiDi(配車アプリ)はラサでも使えますか?準備することはありますか?
A. はい、ラサ市内でもDiDi(滴滴出行)を利用できます。利用にはWeChatアカウントと支払い方法の事前登録が必要です。外国カードも登録可能ですが、現地でいきなり設定しようとすると手間がかかります。渡航前に日本でアカウントと支払い設定を完了させておくと、現地での移動がスムーズになります。

最終更新日: 2026-08-10

日本からのアクセス

日本から現地まで

日本からラサ・クンガ空港(LXA)への直行便はない。成都(CTU)経由が最短ルートで、日本〜成都が約4〜5時間、成都〜ラサが約2時間15分、乗り継ぎを含めた総移動時間の目安は12〜15時間程度。北京(PEK)経由は北京〜ラサが約4時間15分かかるため、トータル14〜18時間程度となる。重要事項として、外国人はチベット自治区への入域にチベット入域許可証(TTB許可証)が必要で、中国ビザとは別に認定旅行会社を通じて申請する(処理に15〜20日程度要する)。渡航が決まった段階ですみやかに手配を開始すること。

現地での行き方

ラサ・クンガ空港から市内まで約64km。空港シャトルバスが30元(約600円)で運行し、ポタラ宮広場付近まで所要約50〜60分。タクシーは200〜260元(約4,000〜5,200円)。ポタラ宮は市内中心部に位置し、バルコール広場からタクシーで約5〜10分(10〜15元程度)。市内路線バスも運行。配車アプリ「DiDi(滴滴出行)」もラサ市内で利用できる。

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