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ガラパゴス諸島のベストシーズンはいつ?

月別気候データつき|最終更新日 2026-08-07

ガラパゴス諸島のベストシーズンは12〜5月。赤道直下でありながら安定した晴天が続き、日中の最高気温は30〜31℃、海水温も高く保たれるためシュノーケリングや野生動物の水中観察に理想的な条件が揃う。特に1〜3月はウミガメの産卵・孵化とフラミンゴの繁殖期が重なり、ガラパゴスならではの生態イベントを最も濃密に体感できる時期だ。一方、6〜11月のガリュアシーズンは霧雨と低温によって海中の透明度が格段に上がり、ガラパゴスペンギンやウミイグアナの活発な捕食シーンを間近に観察できる別の魅力がある。どちらのシーズンを選ぶかは、あなたが何を見たいかによって変わる。

ベストシーズン(12〜5月)の気候と見どころ

12〜5月は「温暖シーズン」と呼ばれ、ガラパゴス諸島が年間を通じて最も穏やかで晴れやかな顔を見せる時期だ。日中の最高気温は28〜31℃、最低気温も21〜23℃と安定しており、海水温が高いためシュノーケリングや野生動物の水中観察に最適な環境が整う。

降水量はこの時期にピークを迎え、2月には月間114mm、3月は100mmに達することもある。ただし赤道特有のスコール性の雨であるため、短時間で上がるケースがほとんどだ。雨上がりには緑豊かな景観が広がり、活動を再開した生き物たちの姿に出会いやすくなる。

このシーズンはハイシーズンでもあるため、入島者数の上限(年間約27万人)が設けられているガラパゴスでは特に人気のツアーやクルーズが早期に埋まる傾向がある。渡航計画は余裕をもって早めに立てることを強くすすめたい。

1〜3月が特別な理由:生態イベントが集中するピーク期

1月から3月にかけては、ガラパゴスの生態系がひときわ高揚感に包まれる季節だ。ウミガメが砂浜に上陸して産卵し、孵化したばかりの子ガメが波打ち際へと向かう光景は、この時期だけに見られる感動的なシーンだ。島内の塩湖ではフラミンゴの繁殖行動が活発化し、鮮やかなピンク色の群れが水面を彩る。

気温が高くなるこの時期はアオアシカツオドリやグンカンドリなどの海鳥も活発に行動し、ゾウガメが草地をのんびりと歩く姿も頻繁に目にできる。ガラパゴスを代表する固有種を一度の旅で多種観察したいなら、1〜3月が最も確率の高い時期といえる。

なお2月は月間降水量114mmと温暖シーズン中でも最も雨の多い月だが、生態イベントの豊富さと水中観察の快適さを両立できることから、世界中のエコトラベラーに選ばれ続けている月でもある。

6〜11月(ガリュアシーズン)のメリットとデメリット

6〜11月は「ガリュア」と呼ばれる霧雨が断続的に発生する時期で、日中の最高気温は24〜26℃まで下がる。降水量は大きく減り、7〜9月はわずか10〜15mmと年間最少水準だ。一見するとオフシーズンに見えるが、この時期ならではの貴重な体験が揃っている。

最大のメリットは海中の透明度だ。気温の低下とともに海流が変化し、豊富なプランクトンに引き寄せられた魚群を追うガラパゴスペンギンやウミイグアナの捕食シーンが水中で頻繁に繰り広げられる。シュノーケリングという観点では、水中生物の多様性と視認性において独自の魅力がある。

一方で、朝晩の冷えと霧雨による曇天が続く日があること、ウミガメの産卵・孵化やフラミンゴの繁殖といった派手な生態イベントが少なくなる点はデメリットとして押さえておきたい。ただし年間訪問者数が管理されているガラパゴスでは、シーズンによる混雑の差は他の人気観光地ほど極端ではない。

服装・持ち物:シーズン別の準備ポイント

ガラパゴス諸島は赤道直下に位置するため、年間を通じて紫外線が非常に強い。シーズンを問わず、帽子・サングラス・日焼け止めは必携だ。日焼け止めはサンゴ礁への影響が少ないリーフセーフ対応のものを選ぶと、環境保護の観点からも好ましい。

ベストシーズン(12〜5月)は気温が高いため、半袖・ショートパンツで快適に過ごせる。スコールへの備えとして折りたたみの軽量レインウェアが一枚あると安心だ。シュノーケリング時は薄手のウェットスーツがあると日焼けと海流対策になり、現地ツアーでレンタルできる場合も多い。溶岩地帯を歩く場面に備え、ウォーターシューズまたはマリンサンダルも用意しておきたい。

ガリュアシーズン(6〜11月)は薄手のフリースや長袖の羽織を一枚持参したい。最高気温24℃前後でも、シュノーケリング後の体は冷えやすい。水中活動の時間が長くなる場合は5mm前後のウェットスーツを選ぶとより快適だ。カメラやスマートフォンを守る防水バッグも準備しておくと重宝する。

よくある質問

Q. ガラパゴス諸島でウミガメの産卵・孵化を見るにはいつ行けばいいですか?
A. ウミガメの産卵・孵化が最も活発に見られるのは1〜4月頃です。特に1〜3月はフラミンゴの繁殖期とも重なり、陸上の生態イベントが年間で最も充実する時期です。渡航前にツアー会社や国立公園管理局の最新情報を確認してから計画を立てることをおすすめします。
Q. シュノーケリングを楽しむなら温暖シーズンとガリュアシーズンのどちらがいいですか?
A. 快適な水温と穏やかな海で楽しみたいなら12〜5月の温暖シーズンが向いています。一方、7〜9月のガリュアシーズンは水温が下がるものの透明度が増し、ガラパゴスペンギンやウミイグアナが捕食する迫力のシーンを水中で間近に見られます。どちらの「質」を優先するかで選ぶ時期が変わります。
Q. 年間訪問者数が約27万人に制限されているとのことですが、ツアーはどれくらい前に予約すべきですか?
A. 特にベストシーズン(12〜5月)は人気のクルーズやツアーが早期に満席になります。公式機関や旅行会社の最新情報を確認のうえ、渡航の数カ月前には手配を始めることを強くおすすめします。ガリュアシーズンも比較的予約が取りやすい傾向がありますが、早めの計画に越したことはありません。
Q. ガリュアシーズンに行くとゾウガメは見られますか?
A. ゾウガメはガラパゴス諸島に定住している固有種のため、6〜11月でも陸上での観察は可能です。ただしウミガメの産卵・孵化イベントは主に温暖シーズンに集中しているため、「孵化シーンを見たい」という目的がある場合は12〜5月の計画が適しています。
Q. ガラパゴス諸島の観光は個人旅行でも可能ですか?
A. 国立公園内の多くのエリアは公認ガイド同伴が義務付けられており、独力での入域は認められていません。島を拠点に各スポットへデイトリップで回るプランか、複数の島を周遊するクルーズ型ツアーへの参加が一般的です。訪問可能な島や体験内容はツアー形式によって異なるため、渡航前に公式サイトや現地旅行会社で最新のルールを必ず確認してください。

最終更新日: 2026-08-07

月別の気温・降水量

ベストシーズン: 12月・1月・2月・3月・4月・5月(12〜5月の温暖シーズンは水温・気温ともに高く晴天が多く、シュノーケリングや水中観察に最適。特に1〜3月はウミガメの産卵・孵化やフラミンゴの繁殖期と重なる。6〜11月は霧雨(ガリュア)が発生し気温はやや下がるが、水中の透明度が上がりガラパゴスペンギンやウミイグアナの捕食行動が活発化する。ガラパゴスは年間通じて独自の生態系を楽しめるデスティネーション。)

10°18°25°33°40°038751131501月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高気温(℃)最低気温(℃)降水量(mm)ベストシーズン

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