クスコ市街(インカ帝国の首都)の治安は大丈夫?
外務省危険情報・最新版|最終更新日 2026-09-11
クスコ市街(インカ帝国の首都)を含むクスコ州の主要観光エリアは、外務省の海外安全情報で危険レベル1「十分注意してください」に指定されています(2026年3月31日発表、2026年9月1日確認)。これは渡航を控えるべき危険地域ではなく、基本的な警戒を怠らなければ旅行できる地域という位置づけです。ただし同じクスコ州でもコンベンシオン郡の一部はレベル3に指定されており、市街地とは切り分けて考える必要があります。実際にアルマス広場やサン・ペドロ市場、バスターミナル周辺ではスリ・ひったくり・偽タクシーによる被害が報告されており、観光客が集まる場所ほど基本的な対策が欠かせません。
スリ・ひったくり・偽タクシーへの具体的な対策
クスコ市街で報告が多いのは、凶悪犯罪よりもスリ・ひったくり・ぼったくりといった観光客を狙った軽犯罪です。アルマス広場、サン・ペドロ市場、バスターミナル周辺など人が密集する場所では、バックパックのファスナーを体の正面側に向け、スマートフォンを路上で出しっぱなしにしないことが基本になる。貴重品は首から掛けるマネーベルトにまとめ、現金は財布1つに集中させず分散して持つと被害を最小限にできる。
「ガイドになる」「良いホテルを紹介する」と声をかけてくる人物や、標識のない非公認タクシーにも注意したい。移動はUberやInDriveなど料金が事前に確定するアプリ配車を使うと、乗車前の交渉やぼったくりのリスクを避けやすい。空港での客引きタクシーは割高になりやすいため、公認カウンターかアプリの利用が無難。
- 人混みではファスナーを体の正面に向け、スマホを出しっぱなしにしない
- 貴重品はマネーベルトにまとめ、現金は分散して持つ
- 移動は標識のないタクシーを避け、Uber・InDriveなどのアプリ配車を利用する
- 「ガイド」「ホテル紹介」を持ちかけてくる声かけには即答せず距離を取る
夜間の行動と写真撮影時のマナー
アルマス広場周辺など照明の多い中心部は夜も人通りがあるが、サン・セバスティアンやサンティアゴといった観光エリアから離れた住宅街は夜間のひとり歩きでリスクが高まりやすい。夜間の移動はアプリ配車かホテル手配のタクシーを基本にし、見知らぬ人の案内について人通りの少ない路地に入らないようにしたい。
民族衣装をまとった女性や子どもをカメラで撮影する際は、無断で撮らず一声かけるのがマナーとされている。写しても構わないか確認してから撮影する、応じてもらえない場合は無理に撮らない、という基本姿勢を守るとトラブルを避けやすい。市場や路地の狭い場所ではカメラやスマートフォンを構えている間に注意が散漫になりやすく、その隙を狙われることもあるため、撮影中も周囲への意識を切らさないようにしたい。
女性ひとり旅・旅行初心者・家族連れそれぞれの注意点
女性のひとり旅では、夜間の単独徒歩を避けてアプリ配車やホテル手配の車を使う、宿泊先はレビューが安定しているエリアを選ぶ、といった一般的な対策がクスコでも有効になる。声をかけてくる人物への対応は、はっきりと関わらない意思を示すことが基本になる。
旅行初心者は、到着直後の高山病リスクと市街のスリ・ぼったくり対策を同時に意識する必要がある分、慣れない土地での判断に不安が出やすい。空港からホテルまでの移動を事前に手配しておく、市内観光は評判のあるツアー会社を利用するなど、移動と行動計画をあらかじめ固めておくと現地での迷いを減らせる。
家族連れの場合、子どもは大人より高山病の影響を受けやすいため、到着当日は観光を詰め込まず、水分補給と休養を優先するスケジュールを組みたい。石畳の路地はベビーカーでの移動がしづらく、市場やアルマス広場周辺の人混みでは子どもとはぐれやすい点にも注意が必要になる。
渡航前・滞在中の治安情報の集め方
クスコ州の危険情報は地域や情勢によって見直されることがある。渡航前には外務省海外安全ホームページで最新の危険情報を確認し、たびレジ(外務省海外旅行登録システム)に渡航情報を登録しておくと、現地の治安に変化があった場合に在ペルー日本国大使館からメールで最新情報を受け取れる。
滞在中に治安状況が変化した、あるいは不安な情報を耳にした場合は、宿泊先のホテルスタッフや利用しているツアー会社に現地の最新状況を確認するのも有効な手段になる。特にコンベンシオン郡など危険レベルが市街地と異なる地域へ足を延ばす予定がある場合は、事前に外務省の最新情報で対象地域を確認しておきたい。
よくある質問
- Q. クスコ市街は今行っても安全ですか?
- A. 外務省の海外安全情報では、クスコ市街を含むクスコ州の主要観光エリアは危険レベル1「十分注意してください」に指定されています。渡航を控えるべき水準ではありませんが、スリ・ひったくり・偽タクシーなど観光客を狙った軽犯罪への基本的な警戒は必要です。渡航前には外務省の最新情報を確認してください。
- Q. 女性のひとり旅でクスコ市街を観光しても大丈夫ですか?
- A. 多くの女性旅行者がクスコを訪れていますが、夜間のひとり歩きを避け、移動はアプリ配車やホテル手配のタクシーを使うといった基本的な対策は他の観光都市と同様に必要です。声をかけてくる人物への対応は、はっきりと距離を取ることが基本になります。
- Q. アルマス広場周辺を夜に歩いても平気ですか?
- A. アルマス広場周辺は照明が多く夜も人通りがありますが、そこから離れたサン・セバスティアンやサンティアゴなどの住宅街は夜間のひとり歩きでリスクが高まりやすいエリアです。夜間の移動はアプリ配車やホテル手配の車を利用するのが無難です。
- Q. 標高が高いクスコ市街での体調管理はどこまで気にすべきですか?
- A. クスコ市街は標高約3,400mにあり、到着直後は頭痛や吐き気、動悸などの症状が出やすいとされています。到着当日は観光を控えて水分を多めに摂り、アルコールや激しい運動を避けて休養することが基本の対策になります。症状が改善しない、または胸痛や歩行困難などがある場合は速やかに医療機関を受診してください。
- Q. クスコ州の治安情報が変わったかどうかはどうやって確認すればいいですか?
- A. 外務省海外安全ホームページで最新の危険情報を随時確認できるほか、渡航前にたびレジへ登録しておくと、現地の治安に変化があった際に在ペルー日本国大使館からメールで情報を受け取れます。滞在中はホテルやツアー会社に現地の最新状況を確認するのも有効です。
最終更新日: 2026-09-11
外務省 海外安全情報(現在値)
レベル1:十分注意してください
出典: 外務省 海外安全ホームページ / 取得日: 2026-09-01(外務省の危険情報レベル0〜4基準)
クスコ市街を含むクスコ州の主要観光エリアは危険レベル1(十分注意してください)の指定となっています。ただしクスコ州コンベンシオン郡の一部地域はレベル3に指定されており、渡航前に必ず外務省の最新の海外安全情報をご確認ください。観光地での引ったくり・スリ・偽タクシーによる被害が頻発しており、混雑した場所での貴重品管理には十分な注意が必要です。/参考: 外務省の国全体最新レベル情報=外務省: 危険情報発出中(地域により異なる。最高レベルを代表値として採用。詳細は出典参照)(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2026T039.html)/外務省発表日: 2026-03-31(確認日: 2026-09-01)
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関連リンク
出典
このページは以下の一次情報・現地情報をもとに作成しています(内容の最終確認日: 2026-09-11)。 料金・運行・危険情報は変更されることがあるため、渡航前に必ず公式の最新情報をご確認ください。