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張家界・武陵源(Wulingyuan Scenic and Historic Interest Area)
中国世界遺産最終更新日: 2026-08-25

張家界・武陵源

Wulingyuan Scenic and Historic Interest Area

湖南省北西部に広がる、中国初の国家森林公園を含む世界自然遺産。石英砂岩でできた3,000本以上の柱状の奇峰が林立し、映画『アバター』の“ハレルヤ山”のモデルとしても知られる。天子山・袁家界・金鞭渓など複数のエリアに分かれ、ロープウェイや世界最高クラスの野外エレベーターで断崖の絶景を巡ることができる。

ひと目でわかる、このスポットの性格

総合おすすめ度

映画『アバター』のモデルとなった唯一無二の絶景だが、実名予約制度や乗り継ぎの多さから旅慣れた人向け

知名度穴場 ↔ 定番人気

旅の難易度初心者OK ↔ 旅慣れ向き

費用感リーズナブル ↔ 高め

アクセス行きやすい ↔ 遠い

周遊での楽しさ単独1日 ↔ 1週間周遊向き

※ スコアは訪問者数・アクセス所要時間・物価水準などの公開データをもとにした編集部の評価です。実際の体験は個人の旅慣れ度や訪問時期によって変わります。

レベル0:危険情報の発出なし(外務省が危険情報を発出していない地域)

出典: 外務省 海外安全ホームページ 危険情報マップ(https://www.anzen.mofa.go.jp/riskmap/index.html) / 取得日: 2026-08-25(外務省の危険情報レベル0〜4基準)

外務省は中国全土を対象とした危険情報(レベル1〜4)のうち、新疆ウイグル自治区とチベット自治区にのみレベル1「十分注意してください」を発出しており、張家界市・武陵源区を含む湖南省には危険情報が発出されていない(レベル0)。ただし危険情報が出ていない地域でもリスクがゼロというわけではないため、渡航が近づいたら外務省海外安全ホームページで最新情報を必ず確認してください。/参考: 外務省の国全体最新レベル情報=外務省: 危険情報発出中(地域により異なる。最高レベルを代表値として採用。詳細は出典参照)(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2024T086.html)/外務省発表日: 2024-09-25(確認日: 2026-08-25)

7日間の旅の組み立て

張家界・武陵源だけで1週間の旅は完結しません。ここを軸に、周辺をどう組み合わせて7日間のプランに仕立てるかが計画の要です。

拠点の街

武陵源区

景勝区の南門・入園口に最も近く、環境保護車の起点やホテル・レストランが集まっているため拠点として便利。

モデルプラン(7日間)

武陵源(核心景区)を拠点に2〜3日かけて天子山・袁家界・金鞭渓を巡り、1日を天門山(ガラス桟道・世界最長級ロープウェイ)にあて、半日で張家界大峡谷ガラス橋を訪問。移動日を挟みつつ、残りの1〜2日を鳳凰古城の古い街並み散策に充てると、断崖の絶景と古鎮の情緒を両方楽しめる7日間の周遊が組み立てられる。

月別の気温・降水量

ベストシーズン: 4月・5月・6月・9月・10月・11月(4〜6月と9〜11月は気温が穏やかで比較的乾燥し、観光に適している。7〜8月は高温多雨で、12〜2月は積雪や濃霧でロープウェイ・エレベーターが運休しやすい。)

-5°18°29°40°0631251882501月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高気温(℃)最低気温(℃)降水量(mm)ベストシーズン

持ち物チェックリスト

訪問先タイプ別の詳しい持ち物は世界遺産旅行の持ち物チェックリストでも整理しています。

モデルコース

  1. 1

    08:30

    南門から入園し金鞭渓を散策

    張家界国家森林公園の南門から入園。渓流沿いの遊歩道が続く金鞭渓で、森に囲まれた渓谷ハイキングを楽しむ。

  2. 2

    10:30

    百龍エレベーターで袁家界へ

    高さ約300mの野外エレベーターで一気に断崖上の袁家界エリアへ上がり、自然の石橋「天下第一橋」など奇岩群を鑑賞する。

  3. 3

    13:00

    天子山エリアで絶景を鑑賞

    環境保護車で移動し、御筆峰や仙女献花など『アバター』のモデルとなった柱状峰群が並ぶ天子山を散策する。

  4. 4

    15:30

    天子山ロープウェイで下山

    ロープウェイで下山し、南門または他の出入口から景勝区を後にする。時間があれば別日に天門山も合わせて訪問したい。

日本からのアクセス

日本から現地まで

日本〜張家界・長沙間の直行便は現状運航しておらず、上海・広州などを経由して長沙(黄花国際空港)または張家界荷花国際空港へ向かうのが一般的。長沙経由の場合は空港から高鉄(新幹線)で約1時間45分、または国内線で約1〜1時間15分の乗り継ぎが必要になる。乗り継ぎ待ちを含めた総移動時間はおおむね8〜12時間程度が目安(就航状況により変動するため予約時にご確認ください)。

現地での行き方

最寄りは張家界荷花国際空港(DYG)・在来線の張家界駅・高鉄の張家界西駅の3か所。荷花空港からはタクシー/配車アプリで約150元以内、またはバスで市内バスターミナル経由の乗り継ぎ(合計12元程度)。張家界駅からは駅前の班車(直通バス)で約50分・12元が最も経済的。張家界西駅からは旅游集散中心発の直達班車(13元)かバス(2元)、タクシーなら約90〜100元。武陵源景勝区のコアエリア内部は一般車両の進入ができず、環境保護車(シャトルバス)での移動が基本になる。

入場料の目安

228 CNY(目安 約5,400円) / 事前予約必須

武陵源核心景区(張家界国家森林公園)の入園には門票+環境保護車(園内シャトルバス)のセット券が一般的で、4日間有効・期間中は入園し放題(環境保護車代込み)。門票のみの場合は165元(約3,900円)ほどで、環境保護車は別料金になる。入園は「分時分站」の実名制オンライン予約が原則で、微信(WeChat)のミニプログラムから事前予約が必要。4日間有効のチケットでも、入園のたびに時間枠の予約が求められる点に注意。料金は改定される場合があるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。

最終確認日: 2026-08-25

入場料・運賃・所要時間は、各運営者の公式発表と現地相場をもとにした目安です。改定されることがあるため、予約前に公式サイトで最新の料金をご確認ください。

現地での移動手段

公共交通機関

  • 空港バス+武陵源門票站専線バス

    張家界荷花国際空港から市内バスターミナル行きの4路バスに乗車(約30分)、乗り継いで武陵源門票站専線バス(10分間隔)に乗る。

    運賃目安: 合計 目安12元程度(約280円)

    本数は多いが乗り継ぎが発生するため、荷物が多い場合はタクシー/DiDiの方が楽な場合もある。

  • 張家界駅発 班車(直通バス)

    在来線の張家界駅を出てすぐの汽車站から、武陵源行きの班車に乗車(10分間隔)。

    運賃目安: 片道 目安12元程度(約280円)

    所要約50分・約35km。空港・駅からのルートの中では最も経済的。

  • 張家界西駅(高鉄)発 直達班車

    高鉄の張家界西駅を出て右手の旅游集散中心から、武陵源行きの直達班車に乗車(40分間隔)。または4路・17路の路線バスも利用できる。

    運賃目安: 直達班車 目安13元程度(約310円)、路線バス 目安2元程度(約50円)

    所要約1時間弱・約37km。

タクシー

空港・駅・市街地では流しのタクシーや配車アプリで手配できる。武陵源景勝区のコアエリア内部は一般車両が進入できず、環境保護車での移動が基本となる。

滴滴出行(DiDi)

運賃目安: 空港・駅〜武陵源間 目安80〜150元程度(約1,900〜3,600円)

DiDiは外国の携帯番号・クレジットカードでも登録可能でアプリ内は英語対応だが、利用できるのは空港・駅・市街地・門票站までの区間に限られ、景勝区コア内部への乗り入れはできない。

現地での注意事項

反スパイ法・撮影制限に注意

中国全土で反スパイ法が適用されており、軍事関連施設や特定インフラの無断撮影・測量とみなされる行為は拘束・処罰の対象になり得る。景勝区内でもドローン撮影や指定エリア外での撮影は控えるのが無難。

悪天候によるロープウェイ・エレベーター運休

百龍エレベーターや各ロープウェイは濃霧・強風・降雨時に運休することが多く、断崖沿いの遊歩道も閉鎖されることがある。訪問前に天気予報と運行情報を確認しておくと安心。

混雑エリアでのスリ・置き引き

観光地・人混みでは軽犯罪の報告がある。貴重品は体の前で保持し、リュックは前抱えにするなど基本的な対策を心がけたい。

実名制オンライン予約を忘れずに

武陵源核心景区への入園は分時分站の実名予約制で、微信(WeChat)のミニプログラムからの事前予約が基本。4日間有効のチケットでも入園のたびに枠の予約が必要になるため、事前に手順を確認しておく。

周辺スポット

天門山

武陵源から市街地経由で車・バス約20〜30分

断崖絶壁のガラス桟道と世界最長級のロープウェイ(索道)が目玉の山。武陵源とは別の景勝区として管理されている。

行き方: 張家界市街のバスターミナルから天門山専用バスで移動

運賃目安: 景区+索道セット券 目安278元(約6,600円)

張家界大峡谷ガラス橋

武陵源から公共バスで約30分

全長430mを超える世界最長級のガラス張り歩道橋がかかる峡谷。高所からの絶景とスリルが楽しめる。

行き方: 武陵源汽車站から路線バスで移動

運賃目安: バス片道 目安15元程度(約360円)

鳳凰古城

張家界から車・バスで約3.5〜4時間(約220km)

沱江のほとりに広がる明清代の古い街並みが残る古城。夜のライトアップも人気。

行き方: 張家界の長距離バスターミナルから直達バスを利用

運賃目安: 片道 目安80元程度(約1,900円)、所要約4時間

旅の手配

行くと決めたら、現地での動き方に合わせて早めに済ませておきたい手配をまとめました。

ホテル

現地ホテル・宿の空室状況と料金を比較・予約できます。

エクスペディアで見る

※料金・空室は変動します。最新はエクスペディアの各ページでご確認ください。

入場チケット・現地ツアー

現地発ツアーやスキップ・ザ・ラインの入場チケットをまとめて比較できます。

Klookで見る

※料金・在庫は変動します。最新はKlookの各ページでご確認ください。

Klook・KKdayの使い方ガイド

通信・eSIM

現地用のeSIMはアプリだけで完結し、到着後すぐ使えます。出発前に準備しておくのがおすすめです。

トリファ(trifa)で見る

※対応機種・料金プランは変わる場合があります。最新は公式サイトでご確認ください。

海外旅行のeSIM比較

海外旅行保険(エポスカード)

年会費無料で海外旅行保険が自動付帯するクレジットカード。医療費が高額になりやすい国もあるため、短期の旅行でも補償の確認をおすすめします。

エポスカードで見る

※補償内容・付帯条件は改定される場合があります。最新は公式サイトでご確認ください。

海外旅行保険はエポスカードで足りるか

航空券(格安まとめ検索)

国内の複数航空会社・旅行会社をまとめて比較検索できる航空券予約サービスです。

エアトリで見る

※料金・空席状況は変動します。最新はエアトリの検索結果でご確認ください。

旅の実務データ

現地で困らないための判断材料をまとめました。

通貨・物価

通貨
人民元(CNY)
為替目安
1CNY ≈ 23.7円
物価水準
日本よりやや安い〜同程度(観光地の飲食・土産物は割高な場合あり)

1CNY≈23.7円(2026年8月時点の目安)。実際の為替レートは渡航前にご確認ください。

宿泊費の目安

予算宿
3,000〜5,000円/泊
中級ホテル
8,000〜15,000円/泊

武陵源門票站周辺や張家界市街にホテル・民宿が集まる。春節・国慶節などの繁忙期は価格が上がりやすく、早めの予約が安心。

ライドシェア

○ 利用可
滴滴出行(DiDi)

空港・鉄道駅・市街地では利用可能。ただし武陵源の景勝区コア内部は環境保護車(園区シャトルバス)専用のため、一般車両・DiDiは進入できない。

インフラ

観光インフラ・環境保護車ネットワークは整備されているが、入園に実名制のオンライン事前予約が必須で不慣れだと戸惑いやすい。中心部以外は英語表記が少ない。

言語の通用度

英語

主要ホテルや大型土産物店では簡単な英語対応が可能な場合があるが、バス・タクシー運転手などとの意思疎通は基本的に難しい。

日本語

日本語対応はほぼ期待できない。翻訳アプリの活用が実質必須。

向いている旅行者レベル

中級者〜上級者向け(実名予約制度・複数の乗り継ぎに慣れが必要)

年間訪問者数

具体的な最新の公式統計は確認できないが、中国国内でも有数の人気観光地として年間数百万人規模の来訪があるとされる(目安)。

混雑状況

平日
中国国内の学校休暇期間を除けば、平日は比較的落ち着いている
休日
週末は中国国内からの団体・個人観光客で混雑しやすい
ピーク時期
春節(旧正月)・国慶節(10月上旬の黄金周)・夏休み期間(7〜8月)は特に混雑し、環境保護車やロープウェイの待ち時間が大幅に伸びる

更新ログ

出典