Boarding Pass

 

 

本ページはプロモーションを含みます

ヤズド歴史地区(Historic City of Yazd)
イラン世界遺産最終更新日: 2026-09-01

ヤズド歴史地区

Historic City of Yazd

砂漠地帯に3000年以上の歴史を刻むオアシス都市。ゾロアスター教の聖地として知られ、独特の風の塔(バードギール)や日干しレンガの迷路が旧市街全体に広がる。2017年のユネスコ世界遺産登録後も日本語情報が少なく、希少な体験が期待できる中東の古都。

ひと目でわかる、このスポットの性格

総合おすすめ度

ゾロアスター教の聖火・風の塔・砂漠の迷宮都市という唯一無二の体験が揃う。2017年世界遺産登録後も日本語情報が少なく、旅慣れた人なら特別な旅の思い出になる

知名度穴場 ↔ 定番人気

旅の難易度初心者OK ↔ 旅慣れ向き

費用感リーズナブル ↔ 高め

アクセス行きやすい ↔ 遠い

周遊での楽しさ単独1日 ↔ 1週間周遊向き

※ スコアは訪問者数・アクセス所要時間・物価水準などの公開データをもとにした編集部の評価です。実際の体験は個人の旅慣れ度や訪問時期によって変わります。

レベル2:不要不急の渡航はやめてください

出典: 外務省海外安全ホームページ(イラン・ヤズド州) / 取得日: 2026-09-01(外務省の危険情報レベル0〜4基準)

本情報はヤズド州(イラン中部内陸)を対象に調べた値です。外務省は2024年12月にイランの大部分(国境地帯を除く)の危険レベルをレベル2「不要不急の渡航は止めてください」に引き下げており、国境から遠いヤズド周辺も同水準と考えられます。ただし中東情勢は変動するため、渡航前に外務省の最新情報を必ずご確認ください。/参考: 外務省の国全体最新レベル情報=外務省: 危険情報発出中(地域により異なる。最高レベルを代表値として採用。詳細は出典参照)(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2026T007.html)/外務省発表日: 2026-01-16(確認日: 2026-09-01)

7日間の旅の組み立て

ヤズド歴史地区だけで1週間の旅は完結しません。ここを軸に、周辺をどう組み合わせて7日間のプランに仕立てるかが計画の要です。

拠点の街

ヤズド

旧市街そのものが観光エリアであり、主要な見どころが徒歩圏内にまとまっている。古民家改装の宿泊施設が旧市街内に充実しており、雰囲気・利便性ともに拠点として最適

モデルプラン(7日間)

1日目: テヘラン到着・ゴレスタン宮殿・グランドバザール観光。2日目: 国内線でヤズドへ移動・ドウラタバード庭園・旧市街散策。3日目: ジャーメ・モスク・火の神殿・バザール・沈黙の塔。4日目: 近郊ツアー(メイボド・カラナグ・チャクチャク)。5日目: バスでイスファハーンへ(約4〜5時間)・イマーム広場・バザール。6日目: イスファハーン市内観光(ジャーメ・モスク・ヴァーンク大聖堂)。7日目: イスファハーンから国内線でテヘランへ・出国。

月別の気温・降水量

ベストシーズン: 3月・4月・5月・10月・11月(3〜5月(春)と10〜11月(秋)が過ごしやすい。夏(6〜9月)は40℃超の酷暑が続き観光には不向き。冬(12〜2月)は冷え込むが晴天が多く、防寒対策をすれば旅行可能。)

-5°20°33°45°0132538501月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高気温(℃)最低気温(℃)降水量(mm)ベストシーズン

持ち物チェックリスト

訪問先タイプ別の詳しい持ち物は世界遺産旅行の持ち物チェックリストでも整理しています。

モデルコース

  1. 1

    08:00〜09:30

    ドウラタバード庭園

    世界最高とも称される高さ33mの八角形バードギール(風の塔)をもつペルシア式庭園。朝の涼しい時間帯に訪問すると光が美しく、庭園内のステンドグラスが陽光で輝く午前中が撮影のゴールデンタイム。

  2. 2

    10:00〜11:30

    ジャーメ・モスク(金曜モスク)

    ヤズドのシンボルともいえる双塔のモスク。高さ48mの青タイル装飾の尖塔はイランのモスクの中でも随一の美しさ。非ムスリムも入場可能で、内部の中庭や装飾タイルを間近で見られる。

  3. 3

    12:00〜13:30

    バザール・旧市街散策

    歴史地区中心部のカーン・バザールや路地を歩き、伝統工芸のシルク生地(テルメ)や陶器、スパイスを眺める。地元のチャイハーネ(茶店)でイラン式の紅茶と菓子を楽しみながら休憩を。

  4. 4

    14:00〜15:30

    アタシュカデ(火の神殿)

    1,500年以上燃え続けるとされるゾロアスター教の聖火が保管された神殿。ガラス越しに永遠の炎を見学でき、ゾロアスター教の歴史と教義を解説する展示も充実している。

  5. 5

    16:00〜18:00

    沈黙の塔(ダフメ・エ・ゾロアストリアン)

    旧市街郊外の丘に立つゾロアスター教式の葬送施設。タクシー(片道約20,000〜30,000トマン)で向かうのが便利。夕暮れ前に丘に上ると砂漠に沈む夕日とヤズドの全景が眺められる絶景スポット。

日本からのアクセス

日本から現地まで

東京(成田・羽田)から直行便なし。エミレーツ航空でドバイ経由、またはトルコ航空でイスタンブール経由テヘランへ(所要約20〜24時間)。テヘランから国内線でヤズド(AZD)へ約1時間10分。乗継待ちを含めた合計移動時間は約22〜26時間が目安。

現地での行き方

ヤズド・シャヒード・サードゥーギー国際空港(AZD)は旧市街の西約10km。空港から旧市街まで車で約15〜20分。タクシー(約45,000〜60,000トマン、約200〜250円相当)またはSnapp!(配車アプリ)が便利。市バスも運行しているが路線・乗継が複雑で旅行者には難易度が高い。旧市街内はほとんどの見どころが徒歩圏内にまとまっており歩き回りやすい。

入場料の目安

0 IRR(目安 約0円) / 事前予約不要

ヤズド歴史地区(旧市街)への立ち入り自体は無料。区域内の主要施設は個別に入場料が必要で、火の神殿(アタシュカデ)・沈黙の塔(ダフメ)・ドウラタバード庭園などは各2,000,000〜3,500,000リアル(約700〜1,200円)が目安。料金は随時改定されるため、渡航前または現地にて最新情報をご確認ください。

最終確認日: 2026-09-01

入場料・運賃・所要時間は、各運営者の公式発表と現地相場をもとにした目安です。改定されることがあるため、予約前に公式サイトで最新の料金をご確認ください。

現地での移動手段

公共交通機関

  • 市内バス

    ICカード(バスカード)を購入して乗車する。旧市街内の主要スポット間は徒歩移動が現実的で、バスは市内広域移動向け

    運賃目安: 数千リアル(数円〜十数円程度)

    路線・停留所の英語表示が少なくルートの把握が難しいため、旅行者にはSnapp!か徒歩の組み合わせが推奨

  • 国内線(テヘランからヤズドへ)

    テヘラン・メヘラバード空港(THR)またはイマーム・ホメイニー空港(IKA)からヤズド(AZD)への国内線を利用。IranAir・Mahan Air等が運航。チケットはイランの旅行代理店経由または各航空会社サイトで要事前手配

    運賃目安: 片道約200,000〜600,000トマン(約700〜2,000円)程度

    飛行時間約1時間10分。国際制裁の影響でオンラインクレジット決済が困難なため、現地代理店経由での購入が確実

タクシー

旧市街内の主要広場や観光スポット前に流しのタクシーが待機していることが多い。乗車前に必ず目的地と料金を交渉して確定させること

Snapp!

運賃目安: 空港〜旧市街:約45,000〜60,000トマン(約200〜250円)。旧市街内移動:約50,000〜100,000リアル(数十〜150円)程度

流しのタクシーは外国人に割高な料金を提示することがある。Snapp!を利用すると料金が乗車前に確定し安心。Snapp!の利用には現地イランSIMカードが必要。

現地での注意事項

服装規定(ドレスコード)の遵守

イランではイスラム法に基づく服装規定が外国人にも適用される。女性は公共の場でヒジャブ(ヘアスカーフ)着用が法律で義務付けられており、肌の露出を抑えた服装が必須。男性も短パンや袖なしの服は避けること。空港到着直後から適用されるため、機内で着替えを済ませておくと安心。

アルコール持ち込み・飲酒の禁止

イランではアルコールの製造・販売・飲酒が法律で禁止されている。外国人であっても例外なく適用されるため、アルコール飲料の持ち込みは厳禁。非アルコールビールや清涼飲料水は販売されている。

現金のみ・クレジットカード使用不可

国際制裁の影響でVISA・Mastercard等の国際クレジットカード、海外発行のキャッシュカードは一切使用できない。旅行期間中に必要な全額(宿泊・食事・交通・観光費)をUSドルまたはユーロの現金で持参し、現地両替商(サラフィ)でリアルに両替すること。

渡航前の安全情報確認

イランを含む中東地域の情勢は変動することがある。外務省の危険情報レベルは2024年末時点でヤズド周辺のイラン中部はレベル2(不要不急の渡航は止めてください)だが、渡航前に外務省の最新情報を必ず確認すること。旅行保険への加入も強く推奨する。

夏季の酷暑・熱中症対策

6〜9月は気温が40℃を超えることが多く、湿度が低いため体感以上に消耗する。十分な水分補給・帽子・日焼け止めが必須。観光は朝夕の涼しい時間帯に集中させ、日中は宿や飲食店で休憩をとることを強く推奨する。

周辺スポット

メイボド古城(ナリン城)

約55km(車で約1時間)

5,000年以上の歴史をもつ前イスラム時代の城塞跡。日干しレンガ造りの城塞と鳩舎(カブータルハーネ)が保存されており、ヤズドとは異なる古代の空気が漂う。

行き方: ヤズドから包括タクシーをチャーターするのが最も便利。カラナグ廃村やチャクチャク(ゾロアスター教聖地)と組み合わせた日帰りツアーが旅行会社でも催行されている。

運賃目安: 1日チャータータクシー:約1,000,000〜2,000,000トマン(約3,500〜7,000円)

カラナグ廃村

約70km(車で約1.5時間)

4,000年の歴史をもつ日干しレンガの廃村。シルクロードの要衝として栄えたが今は廃墟化し、迷宮のような路地と崩れかけたレンガの建物が残る。隣に現在も人が住む新村がある。

行き方: ヤズドから包括タクシーで移動。メイボドやチャクチャクと組み合わせた1日コースが人気で、現地旅行会社でもツアーが催行されている。

運賃目安: メイボドとのチャータータクシー共通で1日約1,000,000〜2,000,000トマン

旅の手配

行くと決めたら、現地での動き方に合わせて早めに済ませておきたい手配をまとめました。

ホテル

現地ホテル・宿の空室状況と料金を比較・予約できます。

エクスペディアで見る

※料金・空室は変動します。最新はエクスペディアの各ページでご確認ください。

入場チケット・現地ツアー

現地発ツアーやスキップ・ザ・ラインの入場チケットをまとめて比較できます。

Klookで見る

※料金・在庫は変動します。最新はKlookの各ページでご確認ください。

Klook・KKdayの使い方ガイド

通信・eSIM

現地用のeSIMはアプリだけで完結し、到着後すぐ使えます。出発前に準備しておくのがおすすめです。

トリファ(trifa)で見る

※対応機種・料金プランは変わる場合があります。最新は公式サイトでご確認ください。

海外旅行のeSIM比較

海外旅行保険(エポスカード)

年会費無料で海外旅行保険が自動付帯するクレジットカード。医療費が高額になりやすい国もあるため、短期の旅行でも補償の確認をおすすめします。

エポスカードで見る

※補償内容・付帯条件は改定される場合があります。最新は公式サイトでご確認ください。

海外旅行保険はエポスカードで足りるか

航空券(格安まとめ検索)

国内の複数航空会社・旅行会社をまとめて比較検索できる航空券予約サービスです。

エアトリで見る

※料金・空席状況は変動します。最新はエアトリの検索結果でご確認ください。

旅の実務データ

現地で困らないための判断材料をまとめました。

通貨・物価

通貨
イラン・リアル(IRR)
為替目安
1IRR ≈ 0.00036円
物価水準
非常に安い(外国人向け観光地の入場料は現地人の数倍に設定される場合あり)

現地では実質的に「トマン(1トマン=10リアル)」で価格が表示・会話されることが多い。クレジットカード不可のため現地両替が必須。1トマンは約0.003〜0.004円程度が目安(為替は変動するため渡航前にご確認ください)

宿泊費の目安

予算宿
約2,000〜5,000円/泊(旧市街内のゲストハウス・伝統的な民宿)
中級ホテル
約6,000〜15,000円/泊(観光客向けブティックホテル・古民家改装の伝統建築ホテル)

ヤズド旧市街には古民家を改装した伝統的な宿(古式ホテル)が多く雰囲気があって人気。繁忙期を除けば事前予約なしでも宿が見つかることが多いが、春・秋のピーク時は早めの予約が安心

ライドシェア

○ 利用可
Snapp!

イランの配車アプリ「Snapp!」がヤズドでも利用可能。乗車前に料金が確定しぼったくりリスクを回避できる。ただし現地イランSIMカードが登録に必要で、日本のクレジットカードは使用不可

インフラ

旧市街の観光エリアは整備されており、主要スポット間は徒歩移動が可能。英語の案内板は少ないが、旅行者向けのゲストハウスやカフェでは英語対応スタッフも増えている。Wi-Fiは宿泊施設やカフェで提供されているが速度・安定性はやや低め。

言語の通用度

英語

旅行者向け施設(ゲストハウス・旅行代理店)のスタッフは英語で対応できることが多いが、一般市民との英語コミュニケーションは限定的。観光エリアでは基本的な英語表示が増えつつある

日本語

日本語対応はほぼ期待できない。日本語のガイド・標識は存在しないに等しく、翻訳アプリの活用が必須

向いている旅行者レベル

中級〜上級。イスラム法の服装規定への対応、現金のみの経済環境、英語情報の少なさ、渡航前の安全確認など、通常の観光地より準備と柔軟な対応が求められる。中東旅行やイスラム文化への基本的な理解があると安心

年間訪問者数

ヤズド市全体への年間訪問者は数十万人規模(外国人観光客は数万人程度と推定)。2017年の世界遺産登録後に外国人客が増加傾向

混雑状況

平日
比較的空いており、主要スポットでも混雑は少ない
休日
イランの週末(木〜金曜)は国内からの訪問者が増えてやや混雑する
ピーク時期
イランの新年(ノウルーズ:3月後半〜4月初旬)と秋(10〜11月)の観光シーズンは宿を含めて混雑する

更新ログ

出典