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シントラの文化的景観(ペーナ宮殿)への行き方は?

日本からの完全ルート|最終更新日 2026-08-01

シントラへは日本から直行便がなく、フランクフルト・パリ・イスタンブール・ドバイなどヨーロッパ・中東のハブ空港でのトランジットを経てリスボンへ到着するのが基本ルートです。トランジット待ちを含めた総移動時間は概ね16〜20時間が目安。リスボン到着後はロシオ駅から近郊電車(CPシントラ線)に乗れば終点のシントラ駅まで約40分と快速アクセスが可能で、日帰り観光も十分現実的です。山上のペーナ宮殿へはシントラ駅から循環バス434番が直結しており、狭い山道とレンタカー駐車場の少なさを考えると公共交通で訪れるのが最も賢明な選択です。

日本からリスボンへ:経由地の選び方と所要時間

日本からポルトガルのリスボンへの直行便は現在運航されておらず、必ず1回以上の乗り継ぎが必要です。主な経由地はフランクフルト(ルフトハンザ系)、パリ(エールフランス系)、イスタンブール(ターキッシュエアラインズ)、ドバイ(エミレーツ)などが挙げられます。トランジット待ち時間を含めた総移動時間は概ね16〜20時間程度が目安ですが、経由地・就航便の組み合わせによって大きく変動するため、予約時には各航空会社の公式サイトで最新情報を確認してください。

経由地を選ぶ際は飛行時間だけでなく、乗り継ぎ時間の余裕やターミナル間移動の手間、総合運賃を比較するのが賢明です。初めての方は乗り継ぎ時間を2時間以上確保しておくと、遅延時にも余裕を持って対処できます。リスボン到着後にシントラへ移動する行程も考慮し、現地到着が深夜になる便は避け、日中に到着するスケジュールを組むと初日からスムーズに動けます。

リスボンからシントラへ:近郊電車が最もシンプルで確実

リスボン市内からシントラへの移動は、ロシオ駅(Rossio)またはオリエンテ駅(Oriente)から出発するCPシントラ線の近郊電車が最もわかりやすい手段です。列車は概ね15〜20分間隔で運行されており、終点のシントラ駅までの所要時間は約40分。リスボン市内の観光と組み合わせた日帰りプランにも非常に向いています。

乗車には交通ICカード「navegante(ナベガンテ)」が便利です。ロシオ駅などの券売機でカードを発行(発行料約0.5EUR)し、運賃をチャージして改札にタッチするだけで乗れます。リスボン→シントラの片道運賃は目安2.45EUR程度(約420円)と手頃です。リスボン市内の地下鉄・バスも含めた1日乗車券との比較も滞在プランに応じて検討してみてください。最新の運賃・ダイヤはCP公式サイト(cp.pt)で必ず確認しましょう。

シントラ駅からペーナ宮殿へ:バス434番を使いこなす

シントラ駅に到着したら、山上のペーナ宮殿を目指すにはScotturb社が運行する循環バス434番が観光の基本の足です。駅前バスターミナルを出発し、旧市街(シントラ王宮前)→ムーア人の城跡→ペーナ宮殿と主要スポットを巡回するルートで、日中は15分前後の間隔で運行しています。急な山道を徒歩で登るのは体力的な負担が大きいため、初めての方にはバス利用を強くお勧めします。

チケットは乗車時に運転手から購入することも可能ですが、オンライン購入がやや割安です。24時間乗り放題券の目安は13.50EUR程度(オンライン購入では約12.40EUR、約2,100〜2,300円)。レガレイラ宮殿やモンセラーテ宮殿方面へはシントラ駅から435番バスを利用します。両路線を上手に使えばシントラの主要な世界遺産エリアをほぼカバーできます。バスの最新情報は運行会社やシントラ観光公式情報で必ず確認してください。

タクシー・配車アプリの活用と注意点

荷物が多い場合や小グループでの移動には、タクシーや配車アプリも選択肢です。シントラ駅前と旧市街入口にタクシー乗り場があり、流しはほぼ拾えないため乗り場を利用するか配車アプリで呼ぶのが基本です。UberやBoltはリスボン都市圏で広く使われており、シントラでも利用可能です。シントラ駅からペーナ宮殿まで片道の目安は10〜15EUR程度(約1,700〜2,600円)です。

ただし、ペーナ宮殿周辺は一般車両の進入規制があり、乗降できる場所が限られる点に注意が必要です。夏の観光ピーク時は山道の渋滞で所要時間が読めず、配車アプリの迎車が大幅に遅れることもあります。メータータクシーに乗る際は乗車前に概算料金を確認しておくと安心です。公共バスと比べると割高ですが、複数人での移動や悪天候時には検討する価値があります。

初めての方がつまずきやすいポイントと事前対策

シントラ訪問で初心者が最初に疑問を持つのが「レンタカーで行けないか」という点です。シントラ山地の道路は非常に狭く、ペーナ宮殿周辺の駐車場も限られているため、現地でも公共交通の利用が推奨されています。近郊電車+バス434番の組み合わせだけでペーナ宮殿・ムーア城・旧市街を効率よく回れるため、レンタカーは不要と考えて問題ありません。

夏(特に7〜8月)は欧州全土から観光客が集中し、ペーナ宮殿の入場待ちはもちろん、バス乗り場や駅でも行列が発生します。朝イチの電車でシントラ入りし、宮殿のオープン直後(9時台)に到着する行程が混雑回避の定番策です。ナベガンテカードやバスチケットはオンラインで事前に準備しておくと、現地の列に並ぶ時間ロスを大幅に減らせます。

もう一点、シントラ駅から旧市街の王宮付近までは徒歩約10分ですが、そこからペーナ宮殿まで歩いて登るのは急坂が続き、所要時間・体力ともにかなりの負担になります。季節を問わずペーナ宮殿へはバスを使うことを前提にスケジュールを組んでください。

よくある質問

Q. シントラはリスボンから日帰りで十分回れますか?
A. はい、日帰りが一般的なプランです。ロシオ駅から近郊電車で約40分と近く、朝イチで向かえばペーナ宮殿・ムーア城・旧市街(シントラ王宮)を半日〜1日で巡り、夕方までにリスボンへ戻ることができます。ただし夏の観光ピーク時は各スポットで待ち時間が発生するため、できるだけ早い時間帯に出発するのをお勧めします。
Q. ペーナ宮殿までレンタカーで行くことはできますか?
A. 技術的には走行可能ですが、シントラ山地の道路は非常に狭く、ペーナ宮殿周辺の一般駐車場は台数が限られているうえ、夏は満車になりやすいため公共交通の利用が現地でも推奨されています。近郊電車+バス434番で宮殿正門近くまで行けるため、わざわざレンタカーを使う必要性は低いといえます。
Q. バス434番はシントラ駅のどこから乗ればいいですか?
A. シントラ駅を出た正面にあるバスターミナルから発車します。行き先表示板に「434」と表示されたバス停を探してください。チケットは乗車時に運転手から購入できますが、オンライン事前購入がやや割安です。24時間乗り放題券を選ぶと、王宮→ムーア城→ペーナ宮殿→また王宮と繰り返し乗り降りできて便利です。
Q. レガレイラ宮殿も同じ日に回れますか?バスは別ですか?
A. レガレイラ宮殿へはバス435番を使います。434番がペーナ宮殿・ムーア城方面なのに対し、435番はレガレイラ宮殿やモンセラーテ宮殿方面のルートです。1日でどちらも訪れることは可能ですが、各スポットの滞在時間を短縮する必要があります。夏の混雑期は特に余裕をもったスケジュールを立てるか、泊まりがけで翌日に分散するのも選択肢です。
Q. ナベガンテカードはシントラ内のバスでも使えますか?
A. ナベガンテカードはCPシントラ線の近郊電車に使用するリスボン近郊の交通ICカードです。シントラ内を走る観光バス434番・435番については、Scotturb社など別の運行会社が発行するバス専用チケットが必要です。混同しやすいポイントなので、バスチケットはシントラ駅到着後に現地で購入するか、オンラインで事前購入しておくことをお勧めします。最新の対応状況は運行会社の公式情報でご確認ください。

最終更新日: 2026-08-01

日本からのアクセス

日本から現地まで

日本からリスボンへの直行便はなく、フランクフルト・パリ・イスタンブール・ドバイなど欧州・中東のハブ空港で1回以上乗り継ぐのが一般的。総移動時間はトランジット待ちを含め概ね16〜20時間程度が目安(※季節・就航路線により変動するため予約時にご確認ください)。

現地での行き方

リスボンのロシオ駅(またはオリエンテ駅)からCP近郊電車シントラ線で約40分、終点シントラ駅下車。事前予約は不要で当日乗車が基本。駅から旧市街(王宮周辺)へは徒歩約10分、山上のペーナ宮殿へは循環バス434番の利用が基本。なお2026年4月10日よりEU全域でEES(出入域システム)が本格運用されており、シェンゲン圏への入国時に生体情報登録が求められる場合があるため、空港での乗り継ぎや入国時間に余裕を持つこと。シントラ山地の道は狭く駐車場も限られるため、レンタカーより公共交通での訪問が推奨される。

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