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PHOTO COMING SOON平遥古城Ancient City of Ping Yao
中国世界遺産最終更新日: 2026-10-05

平遥古城

Ancient City of Ping Yao

山西省南部に位置する明・清時代の完全な城郭都市。1997年にユネスコ世界文化遺産に登録され、6kmを超える城壁、碁盤目状の街路、中国最古の近代的金融機関・日昇昌票号など2,700年の歴史を持つ街並みが奇跡的に現存する。「中国古代都市の模範」と称えられる世界的に稀有な遺産。

ひと目でわかる、このスポットの性格

総合おすすめ度

明・清時代の城郭都市が完全な姿で現存する世界的に稀有な遺産。日本語情報がまだ少なく穴場感が残りつつ、北京から高鉄で1泊2日で訪れられるアクセスの良さが魅力。

知名度穴場 ↔ 定番人気

旅の難易度初心者OK ↔ 旅慣れ向き

費用感リーズナブル ↔ 高め

アクセス行きやすい ↔ 遠い

周遊での楽しさ単独1日 ↔ 1週間周遊向き

※ スコアは訪問者数・アクセス所要時間・物価水準などの公開データをもとにした編集部の評価です。実際の体験は個人の旅慣れ度や訪問時期によって変わります。

レベル1:十分注意してください

出典: 外務省海外安全ホームページ / 取得日: 2026-10-05(外務省の危険情報レベル0〜4基準)

平遥古城が位置する山西省(太原周辺)は、外務省海外安全情報における中国一般地域の危険レベル1(十分注意)に該当します。新疆ウイグル自治区・チベット自治区などの特定地域はレベル2以上ですが、山西省はこれらに含まれません。近年、中国各地でナイフ等を使った無差別暴力事件が報告されているため、人混みでは周囲への注意を怠らないようにしてください。渡航前に外務省海外安全ホームページ(https://www.anzen.mofa.go.jp/)で最新情報をご確認ください。/参考: 外務省の国全体最新レベル情報=外務省: 危険情報発出中(地域により異なる。最高レベルを代表値として採用。詳細は出典参照)(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2024T086.html)/外務省発表日: 2024-09-25(確認日: 2026-10-06)

7日間の旅の組み立て

平遥古城だけで1週間の旅は完結しません。ここを軸に、周辺をどう組み合わせて7日間のプランに仕立てるかが計画の要です。

拠点の街

太原

山西省の省都で国際空港(太原武宿国際空港)を擁し、北京・上海・西安など主要都市からのフライトが充実。高鉄で平遥まで約30〜40分と近く、晋祠など独自の見どころもある。

モデルプラン(7日間)

1日目:日本から北京着・市内観光(天安門広場・故宮)。2日目:北京西駅から高鉄で平遥古城駅へ(約3.5〜4時間)、城壁・日昇昌票号・南大街散策、古城内宿泊。3日目:双林寺・鎮国寺を訪問後、太原へ移動・晋祠観光。4日目:太原から高鉄で西安へ移動(約2時間)、回民街・西安城壁散策。5日目:西安・兵馬俑・秦始皇帝陵博物院観光。6日目:西安・大雁塔・陝西歴史博物館観光。7日目:西安発・日本帰国。

月別の気温・降水量

ベストシーズン: 4月・5月・9月・10月(春(4〜5月)は乾燥した澄んだ空気と新緑が古城に映え、観光しやすい気候。秋(9〜10月)は爽やかで紅葉も美しく、最もおすすめの季節。夏(7〜8月)は降水量が集中し蒸し暑い。冬(12〜2月)は氷点下に冷え込むが観光客が減り、雪景色の古城は格別の美しさ。10月上旬の国慶節(ゴールデンウィーク)は国内旅行者が殺到するため、早朝・夜間観光を活用したい。)

-20°-5°10°25°40°03163941251月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高気温(℃)最低気温(℃)降水量(mm)ベストシーズン

持ち物チェックリスト

訪問先タイプ別の詳しい持ち物は世界遺産旅行の持ち物チェックリストでも整理しています。

モデルコース

  1. 1

    09:00

    城壁ウォーク(南門〜北門)

    古城を囲む全長約6kmの明代城壁のハイライト区間を歩く。迎薫門(南大門)から登り、城壁上から俯瞰する碁盤目状の街並みは必見。早朝は人が少なく、光線も美しい。所要目安1.5〜2時間。

  2. 2

    10:30

    日昇昌票号(中国現代金融発祥地)

    1823年創業、中国初の遠隔地向け金融機関「票号」の本店跡。帳房・銀庫・暗号通信システムなどが当時のまま保存され、清代の晋商(山西商人)が築いた商業ネットワークの知恵を体感できる。

  3. 3

    12:30

    南大街で昼食・街歩き

    古城のメインストリート・南大街沿いには平遥牛肉(郷土炊き込み牛肉料理)や地元スナックの店が並ぶ。市楼(時計台)周辺で地元食材を楽しみながら明清時代の商家建築を堪能。

  4. 4

    14:00

    平遥県衙(清代の地方行政庁)

    600年以上の歴史を持つ清代の地方官衙跡。裁判所・知事室・牢獄・厨房が一体となった建物群で、中国伝統の官僚制度の仕組みを立体的に学べる。

  5. 5

    16:00

    双林寺(古城外・半日延長オプション)

    古城から南西約6km、タクシーで約10〜15分。「東洋彫刻芸術の宝庫」と称される仏教寺院で、宋〜清代の精巧な彩塑(彩色粘土彫刻)約2,000体が現存する。平遥古城とともにユネスコ世界文化遺産の構成資産。

日本からのアクセス

日本から現地まで

成田・羽田から北京首都国際空港まで直行便で約4時間。北京西駅から大西高速鉄道(高鉄)に乗り換え、平遥古城駅まで約3〜4時間。日本出発から現地到着まで総移動時間の目安は約10〜12時間。上海・大阪発でも北京乗継が便利。

現地での行き方

平遥古城駅(高鉄)は古城南門から約8km。駅前からタクシーで約20分・30元目安、路線バスで約30分・2〜5元。在来線の平遥駅(旧駅)は古城まで徒歩約10分と近く、太原方面からの在来線特快も利用可能。太原武宿国際空港からは路線バス(約90分・20元)またはタクシー(約1.5〜2時間・200〜250元目安)。

入場料の目安

125 CNY(目安 約2,500円) / 事前予約不要

古城内への入城自体は無料ですが、城壁・日昇昌票号・平遥県衙・文廟など22か所の主要観光施設を含む「通票(コンビネーションパス)」は125元(約2,500円)で、購入日から3日間有効。各施設は通票で1回のみ入場可。65歳以上・18歳以下・障害者手帳所持者等は割引または無料の場合があります。料金は改定される場合があるため、訪問前に現地窓口または公式サイトでご確認ください。

最終確認日: 2026-10-05

入場料・運賃・所要時間は、各運営者の公式発表と現地相場をもとにした目安です。改定されることがあるため、予約前に公式サイトで最新の料金をご確認ください。

現地での移動手段

公共交通機関

  • 高速鉄道(高鉄)

    北京西駅・太原南駅などから大西高速鉄道に乗り「平遥古城駅」下車。駅は古城から約8km離れているため、到着後はバスまたはタクシーで古城へ向かう。乗車券は中国鉄道の公式アプリ「12306」またはウィンドウで購入。

    運賃目安: 太原南駅→平遥古城駅:2等席約45〜60元(約900〜1,200円)。北京西駅→平遥古城駅:2等席約150〜200元(約3,000〜4,000円)。

    在来線の平遥旧駅は古城まで徒歩約10分と近く、太原からの在来線特快も利用可能(本数は少なめ)。

  • 路線バス(駅〜古城間)

    平遥古城駅(高鉄)前からシャトルバスが運行。乗り場は駅出口正面。

    運賃目安: 約2〜5元(約40〜100円)

    1時間に数本程度の運行。スーツケースがある場合はタクシーが便利。

タクシー

古城外ではDiDi(滴滴出行)アプリが最も便利。古城内は徒歩のみ・車両通行不可のため、ゲート付近で乗降する。

DiDi(滴滴出行)

運賃目安: 平遥古城駅→古城南門:約25〜35元(約500〜700円)。古城〜双林寺:約20〜30元(約400〜600円)。

非公式白タクは法外な料金を請求することがある。DiDiの利用には中国の電話番号またはWeChatアカウントとの連携が必要なため、日本出発前に設定しておくこと。

現地での注意事項

国慶節・春節の激しい混雑

10月上旬(国慶節黄金週)と旧正月の春節前後は国内旅行者が殺到し、城壁や主要観光スポットへの入場待ちが1時間以上になることがある。宿泊施設も早期満室・料金高騰になるため、少なくとも1〜2ヶ月前からの予約が必要。

非公式タクシー・ぼったくりへの注意

高速鉄道駅や古城ゲート前では、非公式タクシーや旅行代理業者を名乗る勧誘が多い。移動にはDiDi(滴滴出行)などの配車アプリを使うか、メーター付きの正規タクシーを選ぶこと。

スリ・置き引き

観光客が多い南大街・市楼周辺・夜市などではスリに注意。リュックは前に抱えるか、貴重品を体の前面のポケットに入れるなど対策を。

中国のインターネット規制

Google・Instagram・LINEなどのサービスは中国国内では接続できない。VPNサービスや対応eSIMを日本で準備しておくと、地図アプリや家族との連絡が円滑に行える。

周辺スポット

双林寺

約6km(古城から南西)

6世紀創建の仏教寺院で、宋〜清代の精巧な彩塑(彩色粘土彫刻)が約2,000体現存。「東洋彫刻芸術の宝庫」と称され、平遥古城とともにユネスコ世界文化遺産の構成資産に指定されている。

行き方: 古城南門前またはタクシー・DiDiで約10〜15分。

運賃目安: タクシー片道約20〜30元(約400〜600円)。入場料別途35元(約700円)目安。

鎮国寺

約15km(古城から北東)

五代十国時代(10世紀)建立の万仏殿を擁する古刹。中国現存最古級の木造建築のひとつとされ、建築史的価値が高い。双林寺と同じくユネスコ世界文化遺産の構成資産。

行き方: タクシー・DiDiで約20〜25分。

運賃目安: タクシー片道約30〜40元(約600〜800円)。入場料別途35元(約700円)目安。

王家大院

約45km(古城から東・霊石県)

清代の豪商・王家が16〜19世紀に築いた大規模民家建築群。「中国民間故宮」とも称され、院落250棟・部屋数2,000以上が連なる圧倒的なスケールを誇る。

行き方: チャーター車で約1時間、または平遥発の1日観光ツアーが便利。

運賃目安: チャーター車往復目安300〜400元(約6,000〜8,000円)。入場料別途66元(約1,300円)目安。

旅の手配

行くと決めたら、現地での動き方に合わせて早めに済ませておきたい手配をまとめました。

ホテル

現地ホテル・宿の空室状況と料金を比較・予約できます。

エクスペディアで見る

※料金・空室は変動します。最新はエクスペディアの各ページでご確認ください。

入場チケット・現地ツアー

現地発ツアーやスキップ・ザ・ラインの入場チケットをまとめて比較できます。

Klookで見る

※料金・在庫は変動します。最新はKlookの各ページでご確認ください。

Klook・KKdayの使い方ガイド

通信・eSIM

現地用のeSIMはアプリだけで完結し、到着後すぐ使えます。出発前に準備しておくのがおすすめです。

トリファ(trifa)で見る

※対応機種・料金プランは変わる場合があります。最新は公式サイトでご確認ください。

海外旅行のeSIM比較

海外旅行保険(エポスカード)

年会費無料で海外旅行保険が自動付帯するクレジットカード。医療費が高額になりやすい国もあるため、短期の旅行でも補償の確認をおすすめします。

エポスカードで見る

※補償内容・付帯条件は改定される場合があります。最新は公式サイトでご確認ください。

海外旅行保険はエポスカードで足りるか

航空券(格安まとめ検索)

国内の複数航空会社・旅行会社をまとめて比較検索できる航空券予約サービスです。

エアトリで見る

※料金・空席状況は変動します。最新はエアトリの検索結果でご確認ください。

旅の実務データ

現地で困らないための判断材料をまとめました。

通貨・物価

通貨
人民元(CNY)
為替目安
1CNY ≈ 20円
物価水準
低〜中

1元=約20円(2025年目安。旅行前に最新レートをご確認ください)。地元食堂の食事は20〜40元、観光客向け飲食店で50〜100元程度。

宿泊費の目安

予算宿
2,000〜4,000円/泊
中級ホテル
5,000〜12,000円/泊

古城内の伝統的な中庭式民宿(客桟)が人気。城壁や石畳の眺め付き中級宿は1泊5,000〜10,000円程度。国慶節・春節は料金が大幅に上がるため早期予約が必須。

ライドシェア

○ 利用可
DiDi(滴滴出行)

平遥市内ではDiDiが利用可能。アプリのダウンロードと中国の電話番号またはWeChatアカウントとの連携が必要。古城内は車両進入禁止のため乗降はゲート付近。

インフラ

電気・水道・通信は安定。古城内の道路は石畳で狭く大型スーツケースの移動には注意が必要。宿泊施設でWi-Fiは概ね利用可能だが、中国のインターネット規制によりGoogleやSNSにはVPNが必要。

言語の通用度

英語

英語が通じる場面は限られており、主要観光スポットの案内板に英語併記がある程度。翻訳アプリや音声翻訳ツールの活用を推奨。

日本語

日本語はほぼ通じない。一部スポットに日本語パンフレットがある程度。日本語ガイド付きツアーを事前手配するか、北京・西安発のパッケージツアーを活用すると安心。

向いている旅行者レベル

中級。個人で中国旅行が初めての方には北京・西安と組み合わせたパッケージツアーを推奨。高鉄やDiDiの利用・QRコード決済に慣れた方なら個人手配でも十分楽しめる。

年間訪問者数

推計500〜700万人/年(中国国内旅行者中心。外国人訪問者は比較的少なめ)

混雑状況

平日
比較的落ち着いているが、南大街など観光エリアは常ににぎわいがある
休日
週末は国内からの日帰り客が増え主要スポットが混雑する
ピーク時期
国慶節(10月1〜7日)・春節(旧正月前後)は国内旅行者が殺到し宿泊費も高騰。早朝・夜間観光の活用を推奨

更新ログ

出典