
ペトラ
Petra
紀元前後にナバテア人が薔薇色の砂岩の岩壁を彫り込んで築いた古代都市。狭い峡谷「シーク」を抜けた先に現れる神殿ファサード「エルカズネ(宝物殿)」の光景は圧巻で、映画『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』のロケ地としても知られる。1985年にユネスコ世界遺産に登録された。
レベル2:不要不急の渡航はやめてください
出典: 外務省 海外安全ホームページ / 取得日: 2026-07-09(外務省の危険情報レベル0〜4基準)
※本サイトが実際に外務省サイトを参照して取得した値ではなくサンプル値です。掲載前に外務省 海外安全ホームページ(ヨルダン)で最新の危険情報レベルを必ず確認してください。ヨルダンは国境地域を中心に情勢が変動しやすく、ペトラ・アンマンなど主要観光エリアも含め全土的にレベルが引き上げられる場合があります。渡航直前に必ず最新の危険情報を確認してください。
月別の気温・降水量
ベストシーズン: 3月・4月・5月・9月・10月・11月(3〜5月と9〜11月は気温が穏やかで長時間の徒歩観光がしやすい。7〜8月は日中40℃近くまで気温が上がり炎天下での峡谷・階段歩きが厳しくなる。12〜2月は朝晩冷え込み、まれに降雨や高地での降雪もある。)
持ち物チェックリスト
グリップの効いたトレッキングシューズ
シークや修道院への道は未舗装・段差が多く、手すりのない急な階段区間もある
帽子・サングラス・日焼け止め
砂漠性気候で日差しが強く、峡谷を抜けた先の遺跡エリアには日陰がほとんどない
水分を多めに(1〜2L以上)
敷地が広大で徒歩移動が長時間に及ぶため、脱水・熱中症対策が必須
羽織れる防寒着
冬季は朝晩の気温が氷点下近くまで下がり、高地では雪が降ることもある
肩・膝が隠れる服装
イスラム文化圏のため肌の露出を控えた服装が望ましく、遺跡内の砂ぼこりよけにもなる
現金(JOD)
遺跡内はATMがなくカード決済できる店も限られるため、飲食・ラクダ/ロバ利用などは現金が基本
モデルコース
- 1
07:00
ペトラ入場・シークへ
開場直後の涼しい時間帯に入場。約1.2kmの狭い峡谷「シーク」を徒歩30〜45分かけて抜ける。
- 2
08:00
エルカズネ(宝物殿)
シークの先に突然現れる高さ約40mの神殿ファサード。早朝は逆光になりにくく人も少なめで写真撮影に最適。
- 3
09:00
ファサード通り〜円形劇場
岩壁に彫られた墓所群が並ぶ「ファサード通り」を進み、ナバテア時代の円形劇場を見学。
- 4
10:30
王家の墓(ロイヤル・トゥームズ)
断崖に並ぶ大型の墓所群。内部装飾の彩色岩肌も見どころ。
- 5
12:00
遺跡内でランチ休憩
遺跡中心部のベイスンにあるレストラン・売店で休憩。日陰を確保して体力を回復させる。
- 6
13:30
修道院(アド・ディル)へ
約800段の階段を徒歩1〜3時間かけて登る(ロバ・ラバでのアクセスも可)。ペトラ最大級のファサードを持つ修道院からは絶景が広がる。
- 7
16:30
下山・出口へ
日没前に下山し、シークを戻って出口へ。夕方はエルカズネが暖色に染まり再撮影のチャンスもある。
旅程プランを組む(何泊で回る?)
泊数を選ぶと、周辺スポットや入場パスまで織り込んだモデル旅程を確認できます。「行きたいけど何泊で、どう回ればいいか分からない」を解消するための下敷きです。
移動2日+ペトラ終日1日の最短構成。ヨルダンパスのビザ免除条件(2泊以上)をちょうど満たせる。
こんな人に:長い休みが取りにくく、とにかくペトラだけは確実に押さえたい人
- 1
Day 1
日本→アンマン→ワディムーサ
中東系航空会社の乗り継ぎで夜〜早朝にアンマン着。到着後そのままペトラの拠点の町ワディムーサへ南下する。初日は移動でほぼ終わるので無理をせず休養。
🛏 ワディムーサ(ペトラゲート近く)泊
🚌 空港(AMM)→ワディムーサ:タクシー約2時間30分・目安85JOD(約1万9,000円)/JETT長距離バス乗継なら約3.5〜4時間・目安10JOD(約2,300円)※要確認
- 2
Day 2
ペトラ終日(1日券)
開場直後の涼しい時間にシーク→エルカズネへ。午前に王家の墓・円形劇場、午後に修道院(アド・ディル/約800段)まで足を伸ばす健脚コース。夕方の暖色に染まるエルカズネも見逃さない。
🛏 ワディムーサ泊
🚌 遺跡内は徒歩中心(総歩行距離が長いので水分・靴に注意)
- 3
Day 3
ワディラム半日→帰国便へ
早朝出発でワディラム(赤い砂漠の世界遺産)へ。午前中のジープサファリで『月の谷』の絶景を回り、午後はアンマンまたはアカバ経由で空港へ向かい帰路につく。
🛏 帰国便へ
🚌 ワディムーサ→ワディラム:車で約2時間(約105km)・ドアtoドア送迎ミニバス目安10JOD前後※要確認
🎫 入場パスのコツ
ヨルダンパスは「2泊(3日)以上の滞在で入国ビザ手数料40JODが免除」。この日程はちょうど条件を満たすため、Wanderer(70JOD/ペトラ1日入場込み)が最適。入国前に公式サイトでの事前購入が必須。
💰 現地移動費の目安
現地移動はタクシー主体なら約2.5万円前後、JETTバス・乗合を活用すれば1万円以下に抑えられる(※要確認)
※ 移動時間・運賃・入場パスの条件は変動します。金額・予約条件は各出典と公式サイトで最新情報をご確認ください。
日本からのアクセス
日本から現地まで
日本からヨルダン・アンマンへの直行便はなく、カタール航空(ドーハ経由)やエティハド航空(アブダビ経由)など中東系航空会社での乗り継ぎが一般的。総移動時間はトランジット待ちを含め概ね15〜20時間程度が目安(※季節・就航路線により変動するため予約時に要確認)。
現地での行き方
クイーン・アリア国際空港(AMM)からペトラ/ワディムーサまではタクシーで約2時間30分、目安85JOD前後(約1万9,000円)※要確認。長距離バス(JETT社)を使う場合は空港連絡バスでアンマン市内アブダリ・バスターミナルへ移動後、ペトラ直行便(早朝6:30発が目安)に乗り換え。所要約3.5〜4時間、片道目安10JOD(約2,300円)※要確認。
入場料の目安
50 JOD(目安 約11,400円) / 事前予約不要
※要確認:ペトラの通常入場料は1日券50JOD・2日券55JOD・3日券60JODが目安(外国人・ヨルダン宿泊者向け料金)。ヨルダンに宿泊せず日帰りで入場する場合は90JODと割高になる。窓口購入も可能なため予約は必須ではない。ただし『Jordan Pass(ヨルダンパス)』というお得な制度があり、事前にオンライン購入(Wanderer 70JOD=ペトラ1日/Explorer 75JOD=ペトラ2日連続/Expert 80JOD=ペトラ3日連続、他40以上の観光地入場込み)した上でヨルダンに最低2泊(3日間)以上滞在すると入国ビザ手数料(40JOD)が免除され、結果的にペトラ入場料も実質的にお得になる仕組み。Jordan Passはヨルダン入国前に公式サイトでの事前購入が必須(現地窓口では購入不可)。料金・条件は改定される可能性が高いため、渡航前に公式サイトで最新情報を必ず確認すること。
最終確認日: 2026-07-09
現地での移動手段
公共交通機関
JETT社 長距離バス(アンマン⇔ペトラ)
JETT公式サイトまたはアンマン・アブダリ・バスターミナルの窓口でチケットを購入。アブダリ発は早朝6:30頃の便が目安で、指定席制のため乗車前にチケットの座席番号を確認する。ペトラ側の乗降場所はビジターセンター近く。
運賃目安: 片道 目安10JOD程度(約2,300円)※要確認
※要確認:便数が少なく1日1〜2便程度のため事前に時刻表を確認し、繁忙期は早めの予約が望ましい(jett.com.jo)
空港連絡バス(Sariyah Airport Express等)+市内バス乗り継ぎ
クイーン・アリア国際空港の到着ロビー出口から空港連絡バスに乗車し、アンマン市内アブダリ・バスターミナルへ。そこからJETTバスやミニバスにペトラ方面へ乗り継ぐ。乗り換えが発生し所要時間が読みにくいため、荷物が多い場合はタクシー利用の方が確実。
運賃目安: 空港連絡バス 片道 目安3〜5JOD程度(約700〜1,100円)※要確認
※要確認:運行時刻・経路は変更される場合があるため搭乗前に公式情報を確認すること
タクシー
空港到着ロビー外の公式タクシー乗り場、またはワディムーサの町中・ホテル前で客引きしているタクシーを利用するのが一般的。流しのタクシーは地方では少なく、ホテルのフロントに手配を頼むのが確実。長距離移動は事前に定額料金を交渉してから乗車する。
運賃目安: 空港(AMM)→ペトラ/ワディムーサ 目安85JOD前後(約1万9,000円)※要確認
メーターがない・使わない車両が多いため、乗車前に必ず料金を確認して合意すること。夜間・長距離は割増になりやすく、複数人で乗り合わせるとコストを抑えられる。※要確認
現地での注意事項
徒歩距離が長く炎天下での熱中症リスク
敷地が広大で日陰が少ないため、水分補給と休憩を計画的に。夏場は特に早朝・夕方の涼しい時間帯の行動がおすすめ。
階段・段差は手すりなし区間あり
修道院やハイプレイス・オブ・サクリファイスへの道は未舗装の急な階段が多く、柵のない断崖沿いの箇所もあるため足元に注意。
ラクダ・ロバ・馬の客引きと料金交渉
遺跡内外で乗馬・ラクダ乗車を勧める客引きが多く、乗車後に高額請求されるケースがある。利用前に必ず料金を確認・交渉すること。
服装・宗教的配慮
イスラム文化圏のため肩や膝を露出した服装は避け、特に女性は控えめな服装を心がけると現地でのトラブルを避けやすい。
現金の準備
遺跡内・ワディムーサの町ではカード決済ができない店も多く、少額紙幣を含めた現金を用意しておくと安心。
周辺スポット
ワディラム
ペトラ/ワディムーサから車で約2時間(約105km)
『月の谷』とも呼ばれる赤い砂漠の世界遺産(自然遺産)。ベドウィンキャンプでの宿泊やジープサファリが人気。
行き方: ワディムーサからドアtoドアのミニバス送迎、現地行きミニバス、JETTバス、タクシーなど複数の選択肢がある。
運賃目安: ドアtoドア送迎ミニバス 目安10JOD程度、現地ミニバス目安7〜10JOD、JETTバス目安15JOD、タクシー(4人乗り)目安35〜40JOD程度(いずれも約1,600〜9,100円)※要確認
アカバ
ペトラから車で約2時間(約128km)
紅海に面したリゾートタウン。シュノーケリングやダイビングが楽しめ、エジプト・イスラエル方面への玄関口でもある。
行き方: JETTバスで約3時間、またはタクシーでの移動が一般的。
運賃目安: JETTバス片道 目安15JOD程度(約3,400円)、タクシーは片道目安50〜60JOD程度(約1万1,400〜1万3,700円)※要確認
死海
ペトラから車で約3時間(約188km)
海抜マイナス430mの塩湖。塩分濃度が非常に高く体が浮くことで有名で、泥パックも人気。
行き方: 路線バスの便数は少なく実用的でないため、タクシーまたは現地発の日帰りツアー利用が一般的。
運賃目安: タクシー・ツアー利用が目安(金額は手配方法により大きく変動するため個別見積もりが必要)※要確認
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更新ログ
- 2026-07-09初版作成