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ヨークルスアゥルロン氷河湖(Jökulsárlón Glacier Lagoon)
アイスランド最終更新日: 2026-09-08

ヨークルスアゥルロン氷河湖

Jökulsárlón Glacier Lagoon

ヴァトナヨークトル国立公園内に広がるアイスランド最大の氷河湖。ブレイザメルクル氷河から流れ出た青白い氷山がゆっくりと漂い、大西洋へと流れ出す神秘的な景観で知られる。冬季(10〜3月)には氷の洞窟ツアーが催行され、夏は白夜のなかでボートツアーが楽しめる。対岸のダイヤモンドビーチでは黒砂に打ち上げられた透明な氷が輝き、映画『ダイ・アナザー・デイ』のロケ地としても名高い。

ひと目でわかる、このスポットの性格

総合おすすめ度

浮かぶ氷山×黒砂ビーチという世界唯一の絶景と、冬季限定の氷の洞窟という2つのシーズン体験を持つ稀有なスポット。アイスランド一周ルートの必訪地。

知名度穴場 ↔ 定番人気

旅の難易度初心者OK ↔ 旅慣れ向き

費用感リーズナブル ↔ 高め

アクセス行きやすい ↔ 遠い

周遊での楽しさ単独1日 ↔ 1週間周遊向き

※ スコアは訪問者数・アクセス所要時間・物価水準などの公開データをもとにした編集部の評価です。実際の体験は個人の旅慣れ度や訪問時期によって変わります。

レベル1:十分注意してください

出典: 外務省 海外安全ホームページ / 取得日: 2026-09-08(外務省の危険情報レベル0〜4基準)

ヨークルスアゥルロン氷河湖が位置するアイスランド南東部(スダルランド/アウストゥルランド地方)は、外務省の危険情報レベル1(十分注意してください)が適用されています。犯罪発生率は欧州でも低水準ですが、急変しやすい天候・強風・波浪など自然環境に起因するリスクには十分な注意が必要です。渡航前に外務省の最新情報をご確認ください。/参考: 外務省の国全体最新レベル情報=外務省: 危険情報の発出なし/外務省発表日: 2026-07-21(確認日: 2026-09-08)

7日間の旅の組み立て

ヨークルスアゥルロン氷河湖だけで1週間の旅は完結しません。ここを軸に、周辺をどう組み合わせて7日間のプランに仕立てるかが計画の要です。

拠点の街

レイキャビク(Reykjavík)

アイスランド唯一の国際空港(ケプラヴィーク)があり、レンタカー会社・ホテル・ツアー会社が充実している。ヨークルスアゥルロンまで日帰りも可能だが往復9〜10時間のドライブとなるため、南岸沿いのヴィークやヘブンに1泊しながら移動することを推奨。

モデルプラン(7日間)

1日目: レイキャビク着・市内観光(ハットルグリムスキルキャ教会・ハーパーコンサートホール)。2日目: ゴールデンサークル(シンクヴェトリル国立公園・ゲイシール・グトルフォス)。3日目: 南岸西部(セリャラントスフォス滝・スコゥガフォス滝・ヴィーク黒砂浜)、ヴィーク泊。4日目: スカフタフェトル自然保護区(スヴァルティフォス滝・氷河ハイキング)、ヘブン泊。5日目: ヨークルスアゥルロン氷河湖(ボートツアー+ダイヤモンドビーチ)、フィヤッルスアゥルロン立ち寄り。6日目: 東フィヨルド地方ドライブ観光、または冬季(10〜3月)なら氷の洞窟ツアー。7日目: レイキャビクへ戻り帰国フライト。

月別の気温・降水量

ベストシーズン: 11月・12月・1月・2月・3月(氷の洞窟ツアーは10月〜3月のみ催行。12〜2月はオーロラ観賞と氷の洞窟の両方を楽しめるベストシーズン。夏(6〜8月)は氷山ボートツアーが運航し白夜の幻想的な景観も美しい。秋(9〜10月)はオーロラが出始め、降水量が最も多い時期でもある。)

-10°-2°13°20°0941882813751月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高気温(℃)最低気温(℃)降水量(mm)ベストシーズン

ヨークルスアゥルロン氷河湖のベストシーズンを詳しく見る →

持ち物チェックリスト

訪問先タイプ別の詳しい持ち物は世界遺産旅行の持ち物チェックリストでも整理しています。

モデルコース

  1. 1

    09:00

    ヨークルスアゥルロン氷河湖 到着・湖岸散策

    1号線沿いの駐車場に車を停め、湖岸を自由散策。青白い氷山がゆっくり漂う光景を間近に観賞できる。早朝は観光客が少なく光も柔らかく、写真撮影に最適な時間帯。

  2. 2

    10:00

    水陸両用ボートツアー参加(約40分)

    公式(icelagoon.is)の水陸両用ボートツアーに乗船。湖の奥まで進み1,000年前の氷を試食したりアザラシを観察したりできる。夏季は1日最大40便運航のため当日受付も可能だが、事前オンライン予約が確実。

  3. 3

    11:30

    ダイヤモンドビーチ散策

    道路を挟んで反対側の黒砂浜へ。湖から流れ出た氷山の欠片が打ち上げられ、黒砂の上でダイヤモンドのように輝く。急な大波(スニーカーウェーブ)が来ることがあるため水際に近づきすぎないよう注意。

  4. 4

    13:00

    湖畔カフェで昼食

    湖畔に併設されたカフェでスープやフィッシュ&チップスを食べながら休憩。ギフトショップでアイスランドのお土産も購入できる。

  5. 5

    14:30

    フィヤッルスアゥルロン氷河湖へ立ち寄り

    車で西へ約10km。より小規模で静かな氷河湖で、ゾディアックボートツアーが出ており氷河の端まで接近できる。観光客が少なく落ち着いた雰囲気で楽しめる穴場スポット。

日本からのアクセス

日本から現地まで

日本からの直行便はなく、フィンランド・ヘルシンキ経由(フィンエアー)またはイギリス・ロンドン経由(日本航空など)でケプラヴィーク国際空港(レイキャビク)へ。乗り継ぎ時間を含む総移動時間はヘルシンキ経由で約18〜20時間、ロンドン経由で約21時間が目安。レイキャビクからヨークルスアゥルロン氷河湖までは1号線(リングロード)を東へ約380km、車で約4.5〜5時間。

現地での行き方

レイキャビクから1号線(リングロード)を東へ走り、ヴィーク経由でさらに東へ約380km。公共バスはStrætó(ストラエトー)の51番線がレイキャビクとヘブンを結び、途中ヨークルスアゥルロンに停車するが1日1便程度と本数が非常に少なく、季節により運休もある。現実的な移動手段はレンタカー。1号線沿いに湖側と海側(ダイヤモンドビーチ側)の無料駐車場がある。

入場料の目安

0 ISK(目安 約0円) / 事前予約不要

湖岸への立ち入りは無料。水陸両用ボートツアー(約30〜40分)は大人7,100 ISK(約7,800円)、子ども(6〜12歳)3,500 ISK(約3,850円)、5歳以下無料。ゾディアックボートツアー(約60分)は約13,900 ISK(約15,300円)。氷の洞窟ツアー(10〜3月、スーパージープ使用)は約15,000〜20,000 ISK(約16,500〜22,000円)が目安。料金は改定される場合があるため、予約前に公式サイト(icelagoon.is)でご確認ください。

最終確認日: 2026-09-08

入場料・運賃・所要時間は、各運営者の公式発表と現地相場をもとにした目安です。改定されることがあるため、予約前に公式サイトで最新の料金をご確認ください。

現地での移動手段

公共交通機関

  • 路線バス(Strætó 51番線)

    レイキャビクのBSÍバスターミナルから出発し、ヴィーク経由でヨークルスアゥルロン・ヘブン方面へ向かう51番線が運行している。1日1便程度と本数が非常に少なく季節により運休もある。事前にstreto.isでダイヤを確認し、オンラインまたは車内でキャッシュレス払い可能。

    運賃目安: レイキャビク〜ヨークルスアゥルロン片道 約13,000〜17,000 ISK(約14,300〜18,700円)

    乗り継ぎ含む所要時間は約6〜7時間。本数の少なさと旅程の制約を考えると、レンタカー利用が現実的。

タクシー

ヨークルスアゥルロン現地にはタクシー乗り場はなく、最寄り拠点のヘブン(Höfn)でのタクシー利用が一般的。UberやBoltはアイスランドの法規制により運営されていない。Hopp(ホップ)アプリがライセンスタクシーの配車に使えるが、郊外エリアへの対応は限定的。

Hopp

運賃目安: レイキャビクからヨークルスアゥルロンまでのタクシー利用は現実的な選択肢ではなく、レンタカーが最善の移動手段。

観光地付近にはタクシーが常駐していない。緊急時は宿泊施設や観光案内所に連絡して手配を依頼すること。

現地での注意事項

氷山・ダイヤモンドビーチでの安全確保

浮かんでいる氷山に乗ったり触ったりしないこと。突然崩れ・転覆するおそれがある。ダイヤモンドビーチでは予告なく大波が押し寄せることがあり、過去に観光客が波に流される事故も起きている。水際には近づきすぎないこと。

天候の急変と道路状況の確認

アイスランドの天気は数分で急変する。出発前にvedur.is(気象サイト)とroad.is(道路状況サイト)、safetravel.is(安全情報サイト)を必ず確認すること。冬季はブリザードや路面凍結により1号線が一時閉鎖されることがある。

冬季の氷の洞窟ツアーは必ず公認ガイドと参加

氷の洞窟は内部構造が毎年変化し、単独での立ち入りは非常に危険。必ず資格を持つ現地ガイドが案内するツアーに申し込むこと。Glacier GuidesやLocal Guideなどの現地会社で事前予約を推奨する。

レンタカー走行時の注意

1号線の一部は砂利道の区間がある。アイスランドでは2WD車でのF道路(山岳道路)走行は禁止されており、氷河湖周辺の山岳エリアには4WDが必要な道もある。保険はサンドストーム(砂嵐)・砂利飛び石補償付きのものへの加入を強く推奨する。

周辺スポット

ダイヤモンドビーチ(Breiðamerkursandur)

徒歩約5分(道路対岸)

ヨークルスアゥルロン氷河湖から流れ出した氷山の欠片が黒砂の浜に打ち上げられる幻想的なビーチ。太陽光を受けてきらめく透明な氷と黒砂のコントラストが息をのむほど美しく、世界的に有名なフォトスポット。

行き方: 1号線を渡って対岸の無料駐車場から徒歩すぐ。

運賃目安: 無料

フィヤッルスアゥルロン氷河湖(Fjallsárlón Glacier Lagoon)

車で約10分(西へ約10km)

ヨークルスアゥルロンより小規模だが観光客が少なく静かな氷河湖。フィヤッルスヨークトル氷河の端まで接近できるゾディアックボートツアーが人気。穴場感のある絶景スポット。

行き方: 1号線を西へ約10km走り、案内板に従って駐車場へ。

運賃目安: 入場無料(ゾディアックボートツアー:約9,500 ISK前後、約10,500円)

スカフタフェトル自然保護区(Skaftafell Nature Reserve)

車で約40分(西へ約55km)

ヴァトナヨークトル国立公園内にある自然保護区。六角形の玄武岩柱に囲まれたスヴァルティフォス(黒滝)や氷河ハイキングコースが整備されており、1日かけて楽しめる。

行き方: 1号線を西へ約55km走り、スカフタフェトルのビジターセンター駐車場へ。

運賃目安: 入場無料(氷河ハイキングガイドツアーは別途料金)

旅の手配

行くと決めたら、現地での動き方に合わせて早めに済ませておきたい手配をまとめました。

ホテル

現地ホテル・宿の空室状況と料金を比較・予約できます。

エクスペディアで見る

※料金・空室は変動します。最新はエクスペディアの各ページでご確認ください。

入場チケット・現地ツアー

現地発ツアーやスキップ・ザ・ラインの入場チケットをまとめて比較できます。

Klookで見る

※料金・在庫は変動します。最新はKlookの各ページでご確認ください。

Klook・KKdayの使い方ガイド

通信・eSIM

現地用のeSIMはアプリだけで完結し、到着後すぐ使えます。出発前に準備しておくのがおすすめです。

トリファ(trifa)で見る

※対応機種・料金プランは変わる場合があります。最新は公式サイトでご確認ください。

海外旅行のeSIM比較

海外旅行保険(エポスカード)

年会費無料で海外旅行保険が自動付帯するクレジットカード。医療費が高額になりやすい国もあるため、短期の旅行でも補償の確認をおすすめします。

エポスカードで見る

※補償内容・付帯条件は改定される場合があります。最新は公式サイトでご確認ください。

海外旅行保険はエポスカードで足りるか

航空券(格安まとめ検索)

国内の複数航空会社・旅行会社をまとめて比較検索できる航空券予約サービスです。

エアトリで見る

※料金・空席状況は変動します。最新はエアトリの検索結果でご確認ください。

旅の実務データ

現地で困らないための判断材料をまとめました。

通貨・物価

通貨
アイスランド・クローナ(ISK)
為替目安
1ISK ≈ 1.1円
物価水準
高め

1 ISK ≈ 1.1円が目安(為替レートは変動するため旅行前に確認を)。アイスランドは欧州でも物価が高い国のひとつで、外食・宿泊・燃料代はいずれも日本より割高。カード決済が主流で小規模施設でもVisaやMastercardが使えることが多い。

宿泊費の目安

予算宿
10,000〜15,000円/泊
中級ホテル
20,000〜35,000円/泊

ヨークルスアゥルロン周辺の宿泊施設は限られており、最寄り拠点のヘブン(Höfn)に宿泊するのが一般的。夏の繁忙期(6〜8月)は早期予約が必須。農場やゲストハウスが格安帯の主力。

ライドシェア

× 利用不可
Hopp(ライセンスタクシー配車アプリ)

UberやBoltはアイスランドの法規制により運営されていない。Hoppアプリでライセンスタクシーを呼べるが、ヨークルスアゥルロン周辺など地方では対応が限定的。観光にはレンタカーが最も現実的な移動手段。

インフラ

電力・水道・道路インフラは欧州水準で整備されている。1号線(リングロード)は舗装済みで通年通行可能だが、冬季は路面凍結や吹雪による通行止めが発生することがある。携帯電話は主要ルート沿いでカバーされているが、山間部では圏外になる場所もある。

言語の通用度

英語

アイスランド人の英語能力は非常に高く、観光施設・レストラン・宿泊施設ではほぼ不自由なく英語が通じる。

日本語

日本語対応の施設はほぼなく、観光案内板・メニューも基本的に英語・アイスランド語のみ。日本語ガイドが必要な場合は事前に日本語対応ツアーを手配すること。

向いている旅行者レベル

中級〜上級者向け。レンタカーの左ハンドル車運転や冬季の雪道・吹雪への対応など、ある程度の旅行経験と判断力が求められる。初めての海外旅行の方には日本語対応の現地ツアーへの参加を推奨。

年間訪問者数

年間約200万人がアイスランドを訪れ、ヨークルスアゥルロン氷河湖は同国最人気スポットのひとつとして多くの観光客が集まる。夏のピーク時(7〜8月)は1日数百人規模が訪問する。

混雑状況

平日
夏の平日でも観光客は多い。早朝(9時前)が比較的空いている。
休日
週末は日帰りツアー客が集中するため混雑しやすい。
ピーク時期
7〜8月がピーク。ボートツアーは当日分が売り切れることがあり、事前オンライン予約を推奨。

更新ログ

出典